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わたしが料理をする理由。

食べることがあまりに好きすぎて、家で食べるごはんも毎日「何を食べようか?」と一生懸命考えるわたし。料理が得意とまでは言えないけれど、食べることが好きすぎるが故、いろいろな料理にチャレンジしてみたりしています。

そんな中、この前サバの棒寿司を無心でつくっていたときに気づいたのが料理をすること=自分の心を整えることにもつながっているということ。

料理を始める前は、時間制限の中でどうやって効率的に料理をつくっていくか頭の中でシミュレーション。なんとなく流れを決めたら、今度は淡々と目の前に集中して進めていくのみ。自分の頭もこころも料理のこと以外はすべていったん置いておけるから、なんだかモヤモヤしていたときでも料理が出来上がった頃にはスッキリすることが多い!と気づきました。(しかも、お腹も満たされる(笑)。)

もちろん、料理に取り掛かる前は面倒くさいなと思うこともいっぱいあります。毎日のことだから凝った料理ばかりをつくるわけではなくて、電子レンジで完結する料理だけのことだってあります。「食材を切る」「つくる」「盛り付ける」という工程があれば良いのです。ちなみに大雑把すぎてお菓子はつくれません。ステイホーム期間中、はりきってプリンに挑戦したら甘い具なしの茶碗蒸しになりました。(意地で食べました)

だからわたしにとって「料理をすること」は、すごく好きでも得意というわけでもないけれど、「必要な時間」。毎日30分〜1時間だけ目の前のことに集中して、おいしく食卓を囲むための準備をする。それが、わたしの場合は必要なんだな、と。特に、完全在宅ワークになってからは仕事とプライベートの境目も曖昧になりがちなので、わたしの場合は切り替えのスイッチとしても効いている気がします。夫と向き合うとき(食卓を囲むとき)は、常にご機嫌でいたいからこそ、心をリセットさせる料理の時間は大切な生活の一部。

でも、もともと一人暮らしのときは、週末に作り置きをする時間をつくって黙々と料理をする時間が大切だったりもしたので、その辺はライフスタイルの変化によって変わっていくものなんだろうな。

「今」のわたしには、夜ごはんをつくる時間が、自分のためになっていることは間違いなさそうです。今日も、ごはんをつくってこころを整えようと思います。