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SILKYPIX RAW CONVERTERを使ってみる
インプレスの「デジカメWatch」にてこのような記事が掲載されていた。
RAW現像ソフト「SILKYPIX」を販売している市川ソフトラボラトリー(※)が生み出したRAW変換ソフト「SILKYPIX RAW CONVERTER」。
実はこれ、他社のRAW現像ソフト(Adobe Lightroom Classic等)での現像処理の前に、画質を良くする変換を行うソフトの事なのだ。
私のRAW現像ソフトはAdobe Lightroom Classicを用いているが、RAW現像はソフトの製造メーカーによって現像後の色味や画質が異なってしまう。
その画質を「更に良くしよう!」と言うのがこのソフトの狙いである。
購入
私は以前SILKYPIXを使用していたという事もあり、市川ソフトラボラトリーのメルマガを登録していた。そのメルマガの中に「SILKYPIX RAW CONVERTER」の特別割引クーポン進呈の内容があったので、早速私は市川ソフトラボラトリーのサイトにある「SILKYPIX RAW CONVERTER」のページへ向かいライセンス購入手続きを行うことにした。
程なくしてメールが届きライセンスを入手しダウンロード。価格は本体価格が5500円、コンビニ払いの手数料198円が加算されたため5698円となった。
現像比較
早速ではあるが、現像処理したものを比較してみることにしよう。
まずは2月15日に撮影した「飯田橋twilight」の一部から。
![](https://assets.st-note.com/img/1679233149993-hjKH5Nte5X.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1679233198241-F1ulGKYtac.jpg?width=800)
両方とも同じような感じに見えるが、決定的な違いは「空の色」である。
現像処理は同じ条件としているが、RAW CONVERTER変換したものは空の色が濃くなっていることが解る。
RAW CONVERTERを介するとより「twilight」の感じが強く出るので、黄昏時の撮影には持ってこいと言えそうだ。
続いては3月7日撮影のワームムーン。
まずはEOS R6(1.6倍クロップ)から。
![](https://assets.st-note.com/img/1679318741569-wg1hpOWBDA.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1679318763512-7zhgnblb1v.jpg?width=800)
EOS R6での撮影は、RAW CONVERTER変換を行うと満月のシャープ感がより際立つ結果に。元々解像度の高い機種と言うこともあってか更に解像度が上がった様にも見えた。
続いてEOS R10。
![](https://assets.st-note.com/img/1679318991705-Fx0xRhYxPA.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1679319009226-achPG3cARv.jpg?width=800)
APS-CのEOS R10では、月の濃い色の部分が目立つようになり、満月らしさがより鮮明になったと言える。フルサイズとまでは行かないものの解像感が高くなったようにも見える。
感想
「SILKYPIX RAW CONVERTER」を使用してみて気づいた点としては、Lightroom Classicだけでは中々出せなかった色味を出せるようになり、デジカメWatchの記事通り、他社のRAW現像ソフトに「SILKYPIX魂」を吹き込むためのソフトと言える。元々SILKYPIXを使用していた方にとっては一番得するソフトなのでは無いだろうか。
ちなみに先日掲載した「河津桜」もこのSILKYPIX RAW CONVERTERを用いてRAW現像したものである。
青空の感じもより鮮明となるので、RAW現像ソフトの色味で困っている方は是非試していただきたい。
※株式会社市川ソフトラボラトリーは、2023年4月1日に「アドワー株式会社」に名称変更します。
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