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【撮影テク】あじさい編

梅雨時期の花と言えば「あじさい(紫陽花)」ですね。
関東近郊ですと神奈川の鎌倉や千葉の松戸にある本土寺が有名なスポットです。

ところで、皆さんはあじさいを撮影する際に「雨」や「曇」の天候ばかりを選んでいませんか?
実は晴れた日でもある事をすれば良い写真になるのですよ。
晴れた日と言うとがくの部分が白飛びしてあまり良くないらしいですが、一手間加えれば晴れの日でもバッチリな感じで撮影出来るのです。

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このあじさいの写真、普通に撮影したものですがあまり色の出方や明るさが良くない・・・。
ところが、一手間加えるとこうなります。

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見比べてみると雰囲気が変わりましたよね?
こちらはRAWから現像しており、露出を下げてホワイトバランスを青色寄りに設定したものです。
露出とホワイトバランスだけでここまで変わってしまうんですねぇ~

これはRAWでの撮影なので、皆さんであれば大体はJPEGでの撮影になってくるはずです。JPEGで撮影する場合のポイントを下記の通り説明します。
1:露出はマイナス側に合わせる(大体-2/3から-1程度)
2:ホワイトバランスは青色寄り(色温度:4900~5300程度)
3:彩度が変えられる場合はなるべく彩度が強く出る設定に

この3つさえ行えばきれいなあじさいが撮影出来るはずです。
RAW現像に自信のある方はRAW現像中に露出やホワイトバランスの調整をかけて現像することをおすすめします。

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この写真もRAW現像ですが、元々露出を低くしたものから更に低くして幻想的な仕上げにしました。

あじさい撮影に使うレンズは問いませんが、ズームレンズであれば標準ズーム、単焦点レンズであれば30mm~35mm程度が丁度良いでしょう。
(50mm以上だとアップ気味になる)
コンパクトデジタルカメラであれば光学3倍ズーム程度あれば問題ありません。ただし、撮影モード(絞り優先など)の切り替えられるカメラの方が最適です。

今回はあじさいの撮影テクニックについてご紹介しました。
撮影の際のご参考にしていただければ幸いです。

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