「意識の覚醒」に繋がる歌詞(3)
またまた見つけてしまいましたので、「第3弾」と言う事で取り上げて行こうと思います。意識の覚醒に繋がる歌詞って探すと結構見つかるものなんですね~
第2弾は小室ファミリーから選びましたが、今回の第3弾は特に指定なしで選びました。
それでは早速ご紹介していきましょう!
前回の記事はこちらです。
1:世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター(2005)
2005年8月3日に発売されたサンボマスター5枚目のシングル曲。フジテレビ系列のドラマ「電車男」のエンディングテーマに使用されました。
「電車男のテーマ」と聞くとElectric Light Orchestraの「Twilight」か表題曲のいずれかになりますが、歌詞のインパクトはこちらの方が上でしょう。
作詞・作曲は山口隆さんです。
この歌詞で「意識の覚醒」に繋がる内容はこちら。
1メロ歌詞ですが、ここは現実の描写でしょう。
失礼を承知の上でお話ししますが、Bメロの「昨日のあなた~」は「昨日見た・知ったものが「偽」であればゴミ同然のようなものだ」と言う事を訴えてくれています。
1サビの歌詞。
全開で私達や人類に訴えかけているようにも見えますね。
「心の声をつなぐのは これほど怖いモノだとは」、この部分はよく解りますね。言葉1つで優しさや暴力だって出来てしまうのですから、尚更気を付けなければならない事をここで伝えているのでしょう。
2メロの歌詞は1メロとほぼ似ていますが、現実の描写から覚醒へ向けた言葉へと変わります。
「奴らが何をしたって言うんだ」が悪への対抗心を燃やしているようにも取れます。
この歌の「核」になっているのはこちらの歌詞になるかと思います。
この曲で一番訴えかけているのはこの部分でしょうね。
一見すると「反戦」のようにも見えますが、表向きそう見えても実際は違う意味があるのでは無いかと思います。
続きの歌詞がこちらです。正義と悪の形勢逆転が伝わってきますね。
サビでは共通して「怖い」の言葉を用いていますが、1サビで使われている「怖い」と別の意味を持っていそうです。
サンボマスターさんはこの曲をきっかけに一気に有名となり、後述する「できっこないを やらなくちゃ」もTVCMで使用されるようになりました。
この曲はサビにてかなり力強く歌っているので、今回紹介している「意識の覚醒」や「気持ちを取り戻す」などにも効果があるのではないでしょうか。
2:できっこないを やらなくちゃ/サンボマスター(2010)
2010年2月24日に発売されたサンボマスター14枚目のシングル曲。日産自動車のミニバン「セレナ」のCM曲に使用されましたが、登場から8年後にはTBS系列のドラマ「チア☆ダン」の主題歌やJR東日本の企業CMにも使用されました。
作詞・作曲は山口隆さんです。
この歌詞で「意識の覚醒」に繋がる内容はこちら。
1メロの歌詞ですが、この部分から既に力が入っていますね。
Aメロが問いかけ、Bメロからは覚醒までの道筋でしょうか?
サビの歌詞で一気に覚醒!
「あきらめないでどんな時も」や「出来るんだ」「ウソじゃないよ」と言うのが元気を貰う感じがして良いですね!
歌詞中にもありますがこのフレーズに込められた「強い力」を感じます。
最後のところの「アイワナビーア」は「I wanna be a~」になるのでしょうかね? ちょっと気になります。
2サビも同じ歌詞ですが、「本当」が「ホント」、「ウソ」が「嘘」に変わるなど一部が小変化しています。(表記が変化するだけのようですね)
この曲も安室奈美恵さんの「Fight Together」同様、前向きな歌詞が多いです。ロックやメタル系は洋楽含めても比較的覚醒に繋がる歌詞が多いようにも見えますが、昔からそうなんですかね?
(ヴァンヘイレンの「ジャンプ」もそんな感じしますし)
3:何度でも/DREAMS COME TRUE(2005)
2005年2月16日に発売されたDREAMS COME TRUE35枚目のシングル曲。
フジテレビ系列のドラマ「救命病棟24時」の第3シリーズにて主題歌として起用されました。同ドラマでは第1シリーズから第5シリーズまでDREAMS COME TRUEが全て手がけています(※)。
2011年の東日本大震災発生後に被災者へのエールを兼ねて、最も多くオンエアされた楽曲として有名になり、今日に至っても災害などでは度々耳にすることも多い。
作詞は吉田美和さん、作曲は中村正人さんと吉田美和さんです。
この歌詞で「意識の覚醒」に繋がる内容はこちら。
1メロは現実の描写と言えそうですね。
「誰か」以降から覚醒が始まります。
サビの歌詞です。この部分で思いっきり覚醒したような感じですね。
歌詞の内容は先ほどの「できっこないを やらなくちゃ」のサビにも近いですが、先方が前から押される感じだとすれば、こちらは後ろから押されるようなイメージでしょうか。
「10000回」「10001回」のフレーズはあらゆる意味での挑戦を込めたイメージでしょう。これから始める方も、すでにへこんでいる方にとっても元気を与えてくれそうです。
3サビ後の歌詞ですが、悪との戦いが頭の中で思い浮かべそうなフレーズ。
この後の歌詞は・・・
この部分でも戦いは続いており、サビにあった「10000回」「10001回」がまた使われています。覚醒後の動きと見て良いでしょう。
タイトルの「何度でも」の意味がここで伝わってきますね。
こちらの曲は先述通りフジテレビ系列のドラマ「救命病棟24時」の主題歌ですが、個人的にはこの曲が一番合っているのかと思いますね。
病気はいつ何時起こるか分かりませんし、24時間体制でいる病院の方々もいつ何時呼ばれるかはわかりませんので、そのイメージで考えるとこの曲が相応しいと言えます。
※救命病棟24時・第4シリーズ主題歌の「その先へ」は、DCT records所属バンド「FUZZY CONTROL」をフィーチャリングアーティストとして迎えている。
4:ヒーロー(HOLDING OUT FOR A HERO)/麻倉未稀(1984)
1984年11月5日に発売された麻倉未稀さんのシングル曲。原曲はボニータイラーさんの「HOLDING OUT FOR A HERO」。
表題曲はTBS系列のドラマ「スクール・ウォーズ」主題歌に使用され一躍人気に。当時はスクール・ウォーズを初めとした「スポ根(スポーツ根性)ドラマ」が流行しており、この歌詞にもそれが表れています。
「ボヘミアン」などのヒット曲でも知られる葛城ユキさんも、同時期にシングル曲として発表されています。
作詞・作曲はジム・スタインマンさんとディーン・ピッチフォードさん(いずれも原曲)、日本語詞は売野雅勇さんです。
この歌詞で「意識の覚醒」に繋がる内容はこちら。
1メロの歌詞ですが、既に覚醒している感じですかね。
「スポ根」の魂胆がここで見えています。
サビの歌詞。ここで一気に目覚めます。
一気に攻撃・防御を仕掛けるように心を奮い立たせる歌詞が良いですね。
「夢をもしあきらめたら ただの残骸だよ」、このフレーズがある事で前のフレーズをより引き立たせてくれます。
最終のサビ。
この部分は覚醒後のイメージと思われますが、非常に前向きな歌詞と言えそうです。
歌詞全体を見ても「スポ根」に合っているようなイメージかと思いますが、落ち込んだときに聴くと良い「薬」になってくれるかも知れません。
話は変わりますが、タモリ倶楽部の「空耳アワー」にて、原曲のボニータイラーさんの「HOLDING OUT FOR A HERO」のサビの部分「I NEED A HERO I'M HOLDING OUT FOR A HERO TILL THE END OF THE NIGHT」が「兄が疲労 アホに殴るヒロちゃんに遠慮がない」に聞こえるとの事で紹介されていました。
5:負けないで/ZARD(1993)
1993年1月27日に発売されたZARD6枚目のシングル曲。
フジテレビ系列のドラマ「白鳥麗子でございます!」の第1シリーズエンディングテーマに使用されたほか、日本テレビ系列「24時間テレビ「愛は地球を救う」」のチャリティーマラソンでも使用されています。
ZARDを語る上では必ず出てくる曲の1つでもあるので、まさにZARDの「代名詞」としても知られています。
作詞は坂井泉水さん、作曲は織田哲郎さんです。
タイトルにも「負けないで」とある以上、歌詞も前向きなものが多いですが、この歌詞で「意識の覚醒」に繋がる内容といえばこちらしかないでしょう。
1サビの歌詞です。これでも何となく諦めない気持ちは伝わってきますが、次の2サビではどうなるか・・・
こちらが2サビの歌詞。1サビが途中と考えると2サビは歌詞内にもある通りゴールへの道のりと言う事が解ります。1サビと2サビで1セットにすると
「最後まで気を抜かずに頑張ろう!」の気持ちが伝わってきますね。
ZARDのメンバーでもあった坂井泉水さんは、2006年6月に子宮頸癌で入院されていたようです。その後2007年4月に癌の転移が見つかり再入院したものの、2007年5月27日に入院中の病院で脳挫傷により残念ながら逝去されてしまいました。
入院中も「負けないで」の声はファンからも届いていたかと思いますが、まさかの残念な結果に落胆した方も多いかと思います。
それでもZARDのボーカルは坂井泉水さんであることは、逝去後の今でも変わりはありません。
最後に
今回は「「意識の覚醒」に繋がる歌詞」の第3弾をご紹介しました。
結構探すとあるものなんですねー ロック系・メタル系は意外と多そうなので今度探してみようかな。実は次回も計画しているのですが、今度は洋楽からご紹介しようかと思っております。
今回はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。
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