診断内容アスペルガー症候群(重度)+ADHD。 病院で検査した結果を踏まえての、医師の診断。 社会人20年目ぐらい、40歳ぐらいの時にふとしたきっかけで発達障害のことを知り、完全に自分に当てはまっていると感じて受診した。 生い立ち子どもの頃から、親・友達・先生など関わるあらゆる人たちから「変」と言われ続けてきた。 自分でも「変」だと思っていた。 「変」なことによる失敗も多数あるが、「変」なことによる成功もある。 失敗により周りに迷惑をかけ続けてきたし、自分でも辛い思いをして
よいと言われたものはよい。よいと言われたから。 ダメと言われたものはダメ。ダメと言われたから。 ダメと言われていないものはダメではない。ダメと言われていないから。 「普通はよい」とか「普通はダメ」とかはない。 「この場合はよい」「この場合はダメ」もない。(そう言われていないのであれば) 「XXになるまでよい」「XXになるまでダメ」もない。(そう言われていないのであれば)
イベントごとは、どう過ごせばよいか分からない。 騒ぐ意味も分からない。 いつも通り、朝から10時間ほどプログラミングをして過ごす元旦。
いると信じるに足る十分な証拠を知らないから、いるとは言えない。 いないと信じるに足る十分な証拠を知らないから、いないとは言えない。 いるかもしれないし、いないかもしれない。 いるとも言わないし、いないとも言わない。 相手が子どもでも、同じ。 サンタがプレゼントをくれるとは言わない。 くれると思わないから。 くれないとも言わない。 くれないとも思わないから。 サンタが来てプレゼントを置いていったと言うような、騙すことはしない。 そうではないかもしれないから。 親が
例えば、会社。 例えば、習い事。 例えば、ボランティア。 真剣にやっているコミュニティから、追い出される。 毎年1回ぐらいのペース。 思い入れのあるものを壊したり失ったりする大きな悲しみが頻繁に訪れる、壮絶な人生。
他の人に障害を説明しやすくなると思って。 説明済みの人には、手帳の話をしても何も変わらなかった。 初めて説明する人は、手帳があるかどうかは影響しなかった。 金銭的な優遇を受けられると思って。 大した金額ではなかった。 ショックを受けるかもしれないと思ったけど。 多少は沈んだ。 結局、今のところ、ほとんど何も変わらない。
人生、にニュートラルがない。 それどころか、アクセルのベタ踏みかブレーキのベタ踏みしかない。 いつもすごい勢いで前に進める。 でも、しょっちゅう大事故を起こして大怪我をする。 少しだけ進むことはできない。 ゆっくり進むことはできない、 進むためにはその理由が必要。 進むのであれば必ず全開。 そうしたいわけではなく、ニュートラルが「ない」。 「ない」から「できない」。 アクセルかブレーキをベタ踏みするしかできない、壊れた車。
同じ店ばかりに行く。 同じものばかりを注文する。 それが、おいしいから。 他のものがおいしいかどうか、分からないから。 多くの選択肢から選ぶことが苦痛だから。
「普通は違うでしょ?」 「普通、そんなことしないでしょ?」 「普通にやりなさい。」 「おまえはおかしい。」 普通って何ですか? 普通じゃないとダメなのですか? それはなぜですか?
何かを一度始めたら、ずっとそのことを続けてしまう。 noteも、去年の年末に書き始めて、毎週1つ公開すると決めていて、必ず守ってしまう。 変化に弱い。変化しないことに強い。
手帳の交付を受けたい。 できないということを客観的に証明してくれるから。 できないのが自分のせいではないということを客観的に証明してくれるから。 できないものはできないのだと客観的に証明してくれるから。 金銭面で優遇を受けられるから。 手帳の交付を受けたくない。 おまえにはできないのだとトドメを刺されるようだから。 自分の努力ではどうにもできないと確定させられるようだから。
パチンコはおもしろくない。 お金も減る。時間も減る。体も疲れる。 目も耳もダメージを受ける。 行きたくない。 全く、行きたくない。 でも、行ってしまう。 打っている間もつまらない。 帰りたい。 でも、居続けてしまう。 玉の動きが脳を支配している。 猫じゃらしを前にした猫のように。
首を絞められている感覚。 ずっと首を触り続けられている感覚。 着ると、全ての意識が首に集中して、何も考えられなくなる。 何もできなくなる。 ネクタイも同じ。 ワイシャツの第一ボタンも同じ。
ガソリンスタンドのそばを通ると吐き気。 排気ガス・車内・地下鉄・芳香剤・タバコ、全てのニオイが苦手。 鼻の奥にニオイの元が存在しているかのような感覚。 ちょっとしたニオイでも強烈な不快感。 誰にも分かってもらえない。
普通の関係で、普通の会話をしていたと思っていたら。 突然、相手が去る。 突然、怒り出す。 突然、泣き出す。 突然、暴言を吐かれる。 何の予兆もない(感じられない)。 なぜそうなったのか、全く分からない。
常に論理を展開し、物事を理解・解明・究明して改善・解決しようとする。 話しかけられたときも。 何かを目にしたときも。 蝉の声が耳に入ったときも。 ものを置く場所がずれていたときも。 何かが起こる度に、常に。 意識してそうしているわけではなく、自動的にそうなる。 脳が、そのような作りになっている。