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ムーミンの本に関すること

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ムーミンの本について書いた記事
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2020年5月の記事一覧

ムーミン本 読み方のすすめ 今後の書き方の話(おまけ:藤咲彩音さんのムーミン75thコメントについて)

各ムーミンの本をおすすめする文章を今後書いていく予定ですが、項目をまず決めることにしました。 1. ページ数(講談社文庫の新装版のページ)や章の数や構成の特徴 2. 主な登場人物 3. 内容の簡単な紹介(ネタバレに注意しながら) 4. 挿絵の雰囲気(作品によって違います) 5. 小林の「ここが好き」 6. 小林は「こんな時に読みたくなる」 これで書いてみます!毎日を過ごしながら本を読み返して文章をサクサク書き進めることはできなさそうです。しかし、毎週記事を上げる目標は引き

リンネル7月号のムーミン付録と『ムーミンパパ海へいく』の話

本の紹介は一休みします(息切れが早い)。 付録4種のうち、2種買ってしまいました!5月20日(水)にムーミン付録付きのリンネル7月号が発売になりました。詳細は下記URLにて。 フィンランドのテキスタイルメーカー「フィンレイソン」とのコラボで、通常号1種、増刊号(セブンイレブン)2種、特別号(ローソンとファミリーマート)1種で合計4パターンもの付録が!! たいてい私は何も買わないか1冊だけ買うかするのですが、今回は大好きな柄があったので初めて2冊買いました(雑誌の内容は同

ムーミン本 読み方のすすめ②:順番に読む(パート2)

ムーミンの本9冊をおすすめする文章を何回か書く予定です。 前回、全部読める人は順番に読むべし!と書き、6冊目『ムーミン谷の冬』までの流れを簡単に紹介しました。今回は7~9作目を続けてを読むポイントを紹介します。 パート1のおさらい1~5作目では、災難が生じて解消されて安全に至ることが物語のキーポイントです。このハッピーエンドまでの流れは、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの考える「子どもの世界」の表現です。しかしながら、作品を経るごとに、災難はあまり怖いものではなくなり、

ムーミン本 読み方のすすめ①:順番に読む(パート1)

ムーミンの本を読んだことがない人に上手におすすめできる人になりたいです(できなかった…)。ムーミンの本は、文字で書かれているもの(絵本・漫画ではないもの)が9冊あります。これらのシリーズについて、おすすめの読み方やどんな人・気持ちも時にどの本が合っているかなど、数回にわたって書いてみたいと思います。 おすすめ①パート1:刊行された順に全部読む!(今回は6作目まで) 最初からハードルが高いですが、もっともおすすめしたい読み方です。全部読んでみたいけどどの順に読んでいいかわから