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ヒント|ライティング

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ライティングのヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん
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#note

SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

ぼくが自分で文章を見直すとき、もしくは他人の文章をフィードバックするときにチェックするポイントがいくつかあります。 チェックポイント① ロジカルかどうかひとつめはロジカルかどうかということです。 まあ、あたりまえですよね。ちゃんと日本語になっているか? 文法が正しいか? A⇒B⇒Cというように、きちんと論理がつながっているか? 矛盾はないか? おかしいところはないか? それらをきちんとチェックする。これは基本的に大切でしょう。 チェックポイント② エモーショナルかど

書くときにぶちあたる壁とその打ち破り方について

年末年始、暇だったこともあり、ひさしぶりに連続してnoteを書きました。 ……が、やっぱり書くときには、いくつかの「壁」にぶちあたるなあ、と気づきました。 今日は書くときにどんな「壁」があるのか? そしてそれをどうすればぶち破ることができるのか? まとめてみました。 第一の壁:自意識やはりいちばん大きい壁は「自意識」です。 自意識というのは「こんなに短い文章でいいのか?」「こんなに拙くていいのか?」「世に出すのが恥ずかしい……」「これくらいしか書けないことがバレるのが

やさしい人は、きっと伝わる文章を書ける

最近よく社員に言っていることがあります。 それは「読まれる文章を書きたいなら、ブラウザの向こうにいる人を想像するといいよ」ということです。 こちらがツイートするとき、noteを公開するとき、ブラウザの向こう側の人は何をしていて、どういうことを考えているのか? そこをいったん立ち止まって想像しましょう、と。 「仕事がイヤだなあ」と思っているかもしれない。「飲みに行きたいなー」と思っているかもしれない。親の介護で悩んでいるかもしれない。人間関係で悩んでいるかもしれない。お

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれない文章は「存在しない」のと同じです。 ……というのは言い過ぎかもしれませんが、この文章の主旨が「文章は冒頭が大切である」というものなので、あえて言い切ってみました。 読んでもらえる文章を書くためのシンプルな方法。それは「冒頭、一行目でつかむ」ことです。冒頭をしくじるとせっかくの文も読んでもらえません。逆に同じ内容を伝えるにしても、冒頭にインパクトが与えられれば読まれる確率は上がります。 ぼくはひとつのツイート内でも「冒頭」を意識しています。これまでにバズったツイ

編集者がいなくても、おもしろい文章を生み出す方法はある

 前回のノートで「書籍編集者がどういう仕事をしているか」イメージしてもらえたと思います。「書き手の伝えたいこととマーケットをすり合わせる」のが編集者の仕事。書き手を客観的に見て、その人の強みやおもしろさを最大限に引き出しつつ、マーケットと重なる部分を探し出すのです。  では、編集者がいない多くの人はおもしろい文章を書けないのでしょうか? たとえばぼくは、ここでひとりでnoteに文章を書いていますが、どうしたらひとりで文章の質を上げていくことができるのでしょうか?  編集者