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ヒント|ライティング

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ライティングのヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん
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2018年2月の記事一覧

編集者がいなくても、おもしろい文章を生み出す方法はある

 前回のノートで「書籍編集者がどういう仕事をしているか」イメージしてもらえたと思います。「書き手の伝えたいこととマーケットをすり合わせる」のが編集者の仕事。書き手を客観的に見て、その人の強みやおもしろさを最大限に引き出しつつ、マーケットと重なる部分を探し出すのです。  では、編集者がいない多くの人はおもしろい文章を書けないのでしょうか? たとえばぼくは、ここでひとりでnoteに文章を書いていますが、どうしたらひとりで文章の質を上げていくことができるのでしょうか?  編集者

売りたいならパッケージに「成分」と「効能」を明記せよ

 売れる本をつくるときに大切なのは、その「顔」である「表紙(カバー)」をどうするか、です。ブックデザインはもちろん、タイトルや帯のコピーをどう魅力的なものにするか。多くの編集者が頭を悩ませるところです。  表紙(カバー)で伝えるべきことは大きく2つです。  ひとつは「何が書いてあるのか」。当たり前ですが「この本には何が書いてあるのか」がわからないとお客さんは安心して買えません。「マッキンゼーのコンサルタントが教える英語の本」とか「注目の起業家が語るこれからの働き方」とか。