見出し画像

高齢者の方を見て、最期まで幸せになるマインドを知る

私は本業はケアマネなので、疾患を持っている高齢者の方と会う頻度がとても多いです。

何かしらの介護保険サービスを入れることによって、自宅で過ごすことが維持できます。

最近の高齢者の方は、戦争後に生まれた方も増え、
「昔は楽しかった」「昔は良かった」と昔の経験に浸る方も多いです。

では、今の暮らしはどうなのか?と言えば
「足が痛くてしんどい」
「外にも出れない」
「もう何もしたくない、だけど身体を動かさないと衰える」

など、悲観的な言葉が多いです。

しかし中には、「生きていくためには最後まで楽しみたい!」
「まだまだ孫の顔が見たいから頑張る!」と意欲的な方もいます。

前者も後者も疾患があるのに、この前向きな方と悲観的な違いは何か?

それは

今、この瞬間をあきらめているか諦めていないか?の違いだと思っています。

ふと、この現象って高齢者の方だけではなく、私たち仕事をしている人にも言えることかもしれないと気づきました。


人が希望を失った時、通常の人ではなんでもないことが、
大変な困難に見えてくる。
言い換えれば、同じ人間でも、希望に燃えている時ならなんでもできることでも、希望を失った時には大変な困難を感じる。

仕事と生きがい
加藤諦三

高齢者になると、今まで当たり前に生活をしていることが
徐々に難しくなってくるので
生活することを頑張って乗り越えている感じになります。

一般の方であれば、生活は当たり前のようにできるし、
健康である限り、仕事もできる、遊びもできる

どんなことでも頑張ってというよりは、普通にできることです。


人間にとって、最も恐ろしいことは、貧乏でもなければ、失恋でもなければ
健康を失うことでもない、
もっとも恐ろしいことは意欲の喪失である、やる気を失うこと、
これ以上、人間にとって恐ろしいことはない。

仕事と生きがい
加藤諦三

ここで、サラリーマンでせっかく働く才能があるのに、
・会社の上司に嫌なことを言われる
・仕事がブラック企業なみに働く時間が長い
・リストラにあう

などによって、やる気が無くなってしまい
「もうダメかもしれない。」と思った時に能力だけではなく、意欲をもなくなる可能性があります。。

だからこそ、仕事の働き方は重要で
今の仕事は自分に合っているのか?
もし合っていないのであれば、どんな働き方がいいのか?

自分で知ることによって、理想な働き方を実現し、
「今」を充実できると思うのです。

今を充実して生きていることによって、上記であげた、
意欲的な高齢者であり続ければ、人生を最期まで楽しむことは実現できると思うのです。

皆様は理想な働き方はできていますでしょうか?
そして、どんな感情で日々生活をしていますでしょうか?

読んでいただきありがとうございます。

この記事が参加している募集

#日々の大切な習慣

with ライオン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?