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「令和6年能登半島地震」現地での支援活動にスカイベリーWiFiを活用いただいています。


弊社は2021年より、国内外の自然災害による被災者や 紛争による難民・国内避難民に、迅速かつ効果的に日本からの支援を行っている、ジャパン・プラットフォームの活動を通信面でサポートしています。
国内外利用可能な「スカイベリーWiFi」を無償で貸し出しすることで、支援活動の際の通信問題を解消し、現地で活動をする団体を支援しています。
 
これまでも、「ウクライナ人道危機支援」において、現地情勢、被災状況、支援要件の調査のための渡航にご活用頂き、国内では「2022年静岡県台風15号による被害の支援」において、メールや画像の送信、ウェブ会議の参加、移動中の通信確保などにご利用頂いておりました。
 
2024年1月1日に発災した「令和6年能登半島地震」においても、ジャパン・プラットフォームは、企業や個人のみなさまからの寄付金を活動資金として加盟団体とともに、被災者支援活動を行っています。
加盟団体の活動や事業の進捗状況を確認するために活動現場を訪問する際にも、現地ではスカイベリーWiFiを活用することで常に連絡の取れる体制を整え、公衆無線LANなどの公開ネットワークを使わずにセキュアな環境で仕事をしています。
 
「令和6年能登半島地震」では、ジャパン・プラットフォームの加盟団体のうち、4つの団体にもスカイベリーWiFiをご活用頂いております。
その中で今回は「被災された方の涙を減らし、笑顔を増やす」を目標として被災地で支援活動を行っているNPO法人Vネットに、現地での支援活動やスカイベリーの活用についてお話を伺いしました


-「令和6年能登半島地震」支援活動-

Vネットが輪島市門前町へ設置した洗濯機©Vnet

2024年1月2日より支援活動に入り、当時は電気も使えない、水も出ないという状況で、現地の方に状況を伺いながら支援活動を開始しました。炊き出しや飲料水などの食事の支援は、他の団体も動きすぐに届くことが多いですが、このような水はあくまでも、飲料水として配給されます。一方、現地では「お風呂に入れない」「洗濯ができない」等の声が多くありました。 衣類を支援されたとしても、洗うことができなければ、いつまでも洗濯物が貯まってしまったり、同じものを何日も着るしかありません。そういった問題を解決するため、生活用水を配る為の給水車を自分達で仕立て、各避難所へ設置した水タンクへ給水、加えて洗濯機も設置し、洗濯やお風呂で使えるようにしました。

わじま 飛騨高山の湯©Vnet

2週間以上お風呂に入れない状況が続いていましたが、1月15日に最初のお風呂を設置し、ここから現時点で輪島市内に4箇所のお風呂を設置し、1日500人以上の方が利用しています。久々にお風呂を利用できた方からは「やっとお風呂に入れる」「最高に良いお風呂だった」という声が多くあがっていました。現在は水道が復旧し、水道水からお風呂や洗濯に必要な水を利用することができますが、発災後の約3ヶ月は、給水タンクに水を補給する為、輪島市門前町にある浄水場から毎日、各避難所へ水を配給していました。

-スカイベリーWiFiを活用-

輪島市門前町情報共有会議の様子©Vnet

沢山の方に利用していただくと、お風呂の事業もVネットのスタッフのみでは回せなくなるので、地元の方にも働いて頂きシフトを組んで、運営をしています。時間や休み等のしっかりとしたシフト組や管理を行うために、スカイベリーWiFiを活用しています。
また、スタッフ間の連絡、情報共有、日報作成、支援活動に必要な情報収SNSでのボランティア募集の呼びかけ等、様々なことにもスカイベリーWiFiを活用しています。毎週行われていた他の団体も含めた情報共有の打合せ(現在はオフラインで実施)にも、1つのキャリアにとらわれないスカイベリーWiFiだからこそ、安定した通信で、離れた拠点とも連絡をとることができました。

-Vネットの想い-

被災した家屋から、大切なものを取り出す作業©Vnet

特定非営利活動法人Vネットは、増え続ける災害に対し、「被災された方の涙を減らし、笑顔を増やす」ことを目指して活動を続けています。これまで、全国各地で「こんなことをやって欲しいけど、ボランティアさんには無理かもしれない」と言われるようなニーズにお応えしてきました。これからも、被災された方が1人でも多く笑顔を見せてくださるよう頑張ります。

-a2networkの想い-

MVNO事業者だからことできる支援を今後も引き続き行っていき、
a2networkの社名の由来の一つでもある「みんなで協力すること」を常に意識し、実行していくことで持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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