アルペンスキー 世界を駆け巡る「Team Go ANY-where 」
a2network「Official Support Program」の選手を紹介していきます。
今回は、アルペンスキーチーム「Team Go ANY-where 」をご紹介。
代表の渡邉拓也氏にお話しを伺いました。
「Team Go ANY-where 」について
アルペンスキーレーシングを通して、所属選手のレベルアップを目指し、全国大会で上位の成績をおさめ、生まれ育った故郷に元気と勇気を届けることを目的として、2017年10月17日に代表、渡邉拓也氏により設立。設⽴当初のチーム名は『Team Go FRANCE』でした。
その頃は新潟県出身の選⼿中⼼のレーシングチームで、アルペンスキーの本場ヨーロッパで海外遠征を⾏っていました。渡邉氏は現役時代に 2 年間フランスナショナルチームと共に練習をしており、強くなるならフランスだと感じて、⽇本⼈未開の地としても⾮常に魅⼒的な場所でした。 チームの活動は年々発展し、フランスだけでなく世界中を舞台に活動するようになってきています。より良い環境を求めて世界各地で練習やレース転戦をするチームとして、名称を『Team Go ANY-where』に改め現在活動をしています。
「Team Go ANY-where 」に所属する選手
現在はFIS レーサー(主に⼤学⽣と社会⼈)とU-16(主に中学⽣)の選⼿がメインで出⾝・国籍問わず、多様なメンバーで活動しています。
※FIS=国際スキー連盟
※FIS レース=国際スキー連盟が認定している国際大会
海外トレーニングキャンプ
代表の渡邉氏をはじめスタッフは6月~7月には欧州キャンプ開催と秋プレシーズンのキャンプ準備のため現地へ渡航します。スキー場の積雪状況や情報収集、機材の調達、トレーニングコース事前予約や宿泊先の手配等、様々な準備を行います。
近年、地球温暖化により欧州の雪不足が問題となっています。それに伴い、例年練習していたヨーロッパの氷河が溶けて練習ができなくなる等の問題が発生しています。2022年には新たなキャンプ地を求めて南米へ渡る決意をしました。新天地でのキャンプは情報を一から収集することから始めなくてはならないため、苦戦することもありましたが、これまで出会ってきた方々の協力もあり南米キャンプが実現しました。このような通年プライベート活動ができるのは、日本では「Team Go ANY-where 」が唯一無二です。
トレーニングにも活用 スカイベリーWiFi
練習中はスタート、中間、ゴールにタイム測定機を設置しタイムデータをサーバーからリアルタイムで読み込むためにインターネットが必要です。
ヨーロッパの有名な氷河で標高3000メートルを超える山でもスカイベリーWiFiは繋がるので、練習には無くてはならないアイテムです。
キャンプ中の移動は車がほとんどですが、移動中にWEB会議を行っておりその際にもスカイベリーWiFiを利用しています。国を跨いでの移動の際にも国ごとにSIMカードを準備する必要が無く手配の手間が省け、スムーズに目的地にいく事ができるようになりました。
海外遠征中の生活
選手たちは休日には、リフレッシュのために有名観光地に出向いたり、食文化に触れ、絶景を楽しむこともありますが、観光や遊びに出かけることは稀で休み明けのトレーニングに向けて各々準備をしています。
チームで共同⽣活をしており、基本的には⾃炊をしながら、練習も寝⾷も共にしています。 効率よく・質の⾼い環境で滑るために、天候や雪の状況に応じて練習場所を移動していきま す。また、FISレースカレンダーを確認し、各国選手のエントリー状況をチェックしながら所属選手のレベルに応じてレースエントリーをして転戦していきます。
練習中⼼の期間は、雪上練習、コンディショニング(フィジカルトレーニングやケア)、スキーチューンナップ、ビデオミーティングをして 1 ⽇を過ごします。レース中⼼の期間になってくると、レース→移動→レース…と東⻄南北、次から次へと転戦していきます。1 か⽉間での総移動距離は約4500kmになります。
今後について
選手は大好きなスキーで成績を出すことが目標です。それが恩返しやグローバルな視点を持ったチャレンジになれば良いなと思います。
チームとしては、その環境を用意することが目標です。そのために世界中を駆け巡り、時には新天地に足を運び独自のコネクションを築き交渉しています。海外で春は欧州キャンプ、夏は南米キャンプ、秋はプレシーズンキャンプ、そして冬にシーズンイン、それらをアドバンテージとして日本で戦い、成績を出したいです。正直に話をすると、特に社会人や大学生は残された時間や彼らの活動を支える資金には限りがあります。その中でも資金調達の良し悪しがダイレクトに影響します。具体的にはトレーニングコース貸切料や長期レース転戦のためのチームカーレンタル費用です。だからこそ所属選手をサポートできる1つの方法として、資金調達も含めて環境づくりこだわっています。現在サポートをしてくださっている皆様のおかげで年々チームの成績は上がってきています。これからも『Do anything, Go anywhere.』を掲げて活動していきます。世界を駆け巡る中で、日本と海外の境目はないと感じています。言葉や肌の色が違えど同じ人間同士もっとボーダレスに、『Connect anyone』のように色々な人と繋がれる未来が待っていたら嬉しいです。
当社、a2networkも「通信の国境を無くす」という想いでボーダレスWiFi、スカイベリーを2017年にスタートさせました。
6年目になりましたが、スカイベリーWiFiが夢に向かって活動しているアスリートやアーティストを通信で支援することができていることをとて嬉しく思います。
「Official Support Program」の詳細はこちらの記事をご覧ください。
ご質問はHPよりお問合せください → https://www.a2network.jp/supplier/
Team Go ANY-where SNS
Website
https://teamgoany-where.wixsite.com/2022
Facebook
https://www.facebook.com/samuraiskier
渡邉拓也氏(TGA代表)Instagram
https://www.instagram.com/samurai_skier/