見出し画像

【121】Today’s Branding Topic


本日は、天候によって収益が大きく左右される農家の課題をリブランディングによって解決した果樹農家の堀内果実園を取り上げます。堀内果実園は、奈良県にある創業明治36年の農園です。

天候次第で収益が変化してしまうのが農家の課題の一つですが、こちらも同様の課題を抱えていました。くだものは千疋屋を始め、生産者ではなく販売する小売店の名前が記憶に残り、仮に生産者の名前がラベルにあったとしても、記憶に残りにくいものです。

ただ加工品になると、どこのメーカーなのかを記憶するものに変わります。そこで、すでに生産していたドライフルーツを唯一性のあるブランドになることを目指したようです。ブランディングに際しては、ロゴの制作、パッケージ、ギフト用のオリジナルボックスも作成し。2013年にリブランディングしました。

その後、販路拡大のための展示会出展を続けていたところ、アパレルのセレクトショップESTNATION(エストネーション)で期間限定で取り扱われました。そのことによって、食品の販路から別業種での販路を拡大させました。

HP:https://www.essepartum.com/