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【183】Today’s Branding Topic

国産果物の市場規模の1位はみかん1,561億円、2位がりんご1,557億円、3位がぶどう1,533億円となっています。(農林水産省調べ2019年)秋と言えば栗を思い浮かべますが、市場規模は84億円。本日は栗のブランド丹波栗を取り上げます。

全国で収穫された栗の県別のシェアは、茨城県20%。熊本県の18%、3位が愛媛県は9%。ほぼこの3県で5割近いシェアになります。その中でブランドの丹波栗は、シェアがわずか1%と言われています。稀少性がブランド価値を高めていることにもつながっているのかもしれません。

ブランドとして知られる丹波栗は、京都と兵庫にまたがっている丹波地方で採れるいうことで品種名ではありません。丹波と名がつくブランドは、栗以外にも丹波黒大豆、丹波大納言小豆などあり、「丹波」という地名にブランド力があります。

ちなみに兵庫県丹波篠山市は、2019年に篠山市から「丹波」とつく名称に変更されました。市名変更で「丹波篠山産」とできることによって、農産物のブランド力が上がったという結果もできているようです。

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