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【187】Today’s Branding Topic



理美容サロン市場は、2021年度2兆470億円。2020年度は大きくコロナの影響を受けましたが、コロナ禍前(2019年度比)96.3%まで、戻しています。(矢野経済研究所調査参照)市場規模を分けると理容と美容で3:7という比率です。本日は、近年理容室を現代的に進化させた「ネオバーバー」の一つ、フリーマンズ スポーティングクラブを取り上げます。

理容室と言えば、QBハウスに代表される低価格のお店が近年増えていました。ビジネスモデルは、「切りすぎることなく今の髪型を維持して自然な仕上がりに」ということを謳っており、特にヘアスタイルを替えたいわけではないというニーズに応えたもので、一部の機能的価値に特化しています。

一方ネオバーバーとは、日経電子版モノ・フラッシュによると、
(1)流行の髪形にできる技術とデザイン力がある 
(2)飲食やファッション、エステなど異業種と連携している 
(3)“男”のスタイリッシュな空間で、上質なカット体験ができる
となっています。

フリーマンズ スポーティングクラブは、NYにあるレストラン、アパレル店とバーバーを合わせた複合店。それをアパレル会社アーバンリサーチが日本に誘致したものになります。

ちなみにカット、シャンプー、シェービングでフルセットで、8,250円。写真の通り、日本の従来の理容室とは一線を画した男性としても気持ちが上がる内装です。

HP:https://www.essepartum.com/