アラフィフ(の上限の方)のおばさんがFP1級を取得した話 3

2021年の1月と5月に受けた2回の1級試験について、つらつらと書いてみます。

まず、2回とも同じ専門学校が受検会場でした。自宅から1時間弱、地下鉄の駅を出て5分くらい歩いた場所です。部屋は違いましたが、どちらも普通の公立小中高校の教室より大分広い座席数50〜60人の教室でした。1回目は真ん中より廊下に近い列の後ろの方の席、2回目は窓際で前から3番目。換気の為に窓を開けてあったのですが、風が結構当たったので、午後の応用の試験の終わり頃には頭が痛くなっていました。

1回目は4分の1くらい空席。2回目はそれより少なく、5分の1くらいが空席でした。1回目は結構正確に数えたのですが、2回目は前の方の席だったのであまりキョロキョロ見回すのはバツが悪くて、おおよそです。1回目は1月の風邪やインフルエンザなど体調を崩しやすい寒い時期、またコロナ禍の最中だったこと、2回目は気候の良い時期でコロナ禍がちょっと落ち着いていた頃だったことが欠席率の差ではないかと思います。
そして午前基礎・午後応用の試験ですが、午前の基礎で諦めたのか、昼食時間が終わって午後の応用の試験開始時間になっても戻って来ない受検者さんがボツボツいました。

小さな事ですが、受検中困った事がありました。
机が小さいというか、お馴染みの学校のあの机なので、問題用紙と解答用紙と電卓と筆記用具と受験票を置くともういっぱいです。(2級の時は会議室によくある3人掛けの長机で、真ん中の席は空けてあったので、スペースは十分でした) もし筆記用具などを落としたら試験官さんにお願いして拾ってもらわなくてはならないので、落とさないよう気を使いました。
あと、解答用紙の解答欄が採点の都合なのか、問題順に並んでおらず、記号問題&単語の穴埋め問題と記述問題とで解答ページを分けてあるのです。例えば、大問1の問題1が記号問題、2が穴埋め問題、3が記述、4が記号だとすると、解答用紙は問題1の解答欄の下に問題2の解答欄があり、その下は問題4の解答欄で、問題3の解答欄は次ページ以降です。解答用紙のページを行ったり来たりしなければならないのは面倒です。
些細な事ですが、物を落とさないように気をつけつつページをめくって、またページ戻っては地道に苦痛でした。

もう1つ困った事を思い出しました。但し、これはちょっと遡って2級の時です。
時計です。
受検会場に時計くらいあるだろうと思いつつ、でも念のため持っていこうと、携帯電話の登場以降すっかり出番が無くなり引き出しの奥にしまいっぱなしだった腕時計を取り出したのですが、止まっていました。
幸いまだ前日だったので、近所で2,000円程の腕時計を買って持っていく事ができました。(でも会場に時計はありました)
何というか、すごく思いがけないハードルと出費でした。

午前2時間半、午後2時間半、受検終わっての帰路はもうヘロヘロでした。夕ご飯の準備をする元気はもう残っていないので、お弁当を買って帰りました。これは2回目の時です。
1回目の時はお惣菜だけ買って帰ったら、炊いたご飯が残って無くて(昼に食べ尽くされていました)、ご飯炊くのも億劫で、もうグッタリでした。ですから、5月の2回目は同じ轍を踏まない為に、お弁当を買って帰ることに決めていたのです。
FP1級を受ける予定の方、受検当日はきっと夕飯を作る元気が残らないだろうと想定して、準備をする事をおすすめします。 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?