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6日目。ネットのなかった時代を空想する

便利なものに囲まれて生活していると、ついそれがなかった時代のことを忘れてしまう。

私自身、最新の機器や道具を使い倒すのが仕事でも趣味でもあるので、未来の方向に意識が向かいがちだが、今日の出来事を振り返りつつ、そのモノがなかった時代を空想しよう。

100日続けてみようと思います。6日目。

今日は1日も家を出ていない。朝からメールやチャットで仕事をする。夜はオンラインで東北の社長と対談。そのあとは、アフリカのエスワティニの人とオンライン英会話をした。読書は、電子書籍。

ネットがなければ、会議や打ち合わせのために移動だ。東北の社長と対談するためには、5時間近くは移動にかかる。つまり、1日仕事だったわけで、日帰りができないこともないけれど、宿泊してまた戻るということになる。つまりは、気軽に東北の情報を得ることはできなかったわけだ。

移動に5時間かかるということは、そのときには、ネットがなければ、紙の本を2冊くらい持参した。往復だったら、帰りに二冊。荷物が増える。いまは、情報はネットからダウンロードできるから物理的な重さがなくなった。

オンライン英会話を再開した。25分だけ知らない国の人と会話してみようと思ったのがきっかけで、次の世界一周に向けて行きたい場所などを考えるきっかけにするための刺激である。
なので、25分の英会話を終えたあとに、さらにネットで調べてまとめる。1時間ぐらいの海外旅行とも言えるかも。

ネットのなかった時代を想像すると、情報を得ることが容易くなった。つまり、情報がなかったという言い訳ができない時代になったということ。

なんでも検索すれば、情報が手に入る。見たことも行ったこともない場所の情報も検索するキーワードだけがわかれば情報は手に入る。エスワティニという見知らぬ国の通貨とか空港とか人口などの情報は簡単に手に入る。ネットがなかった時代だと本を調べるしかなく、それも欲しい情報を探すのが大変だった。

とはいえ、問題は検索は目的があってのこと。偶然の出会いが少なくなるということだ。そのあたりは偶然の出会いを大事にする意識もより必要になってくる時代になったということですね。

ビジネス書作家 美崎栄一郎
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