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紫色の雲が たなびくその下には 名もなき鳥が 一羽二羽 あ、 目と鼻の先の月だ あちらでは一羽…
おまじない 手を合せている 薄暗がり 仏前の林檎が 辛うじて 赤を保っている よそ目に つらつ…
畳の縁は踏んだらいけんよ 祖母の声がきこえて 姉はまた キッチンで嬉しそうに カルボナーラを…
〈森〉 これで一体 何本の木が生まれたのだろう 空は青く 鳥はよく鳴き 蟻はあくせく働いてい…
ギタアに鸚哥が とまっている (ポロロロン) 歌って、 歌うように 弾いて。 かつて私は 偉大な詩人の肩に 白黒の鳥が とまっているのを見た 絶唱を生む為には シロクロが必要なのだと考えた 月が涙する詩を得る為に私は せっせとインコに餌をやるのだ こちらもよろしくお願いします🐦