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バック トゥ ザ フューチャー 1/3

今回は「Back to the Future」のロケ地とその場所の現在の状況をお伝えします。
誰もが閲覧できると良くない住所などの詳細情報が含まれるので、課金とさせていただきます。ご理解ください。

映画について
皆さんご存知の「Back to the Future」。80年代ハリウッド映画の代表作です。この映画、企画当初はどのスタジオも興味を示さず、ロバート・ゼメキス監督はスティーブン・スピルバーグに相談し、なんとかユニバーサルスタジオが制作費を出してくれることになりました。そして撮影が始まるのですが、主人公のマーティ役で希望していたマイケル・J・フォックスは連続ドラマの仕事がありキャスティングできませんでした。そして主役はエリック・ストルツに決定します。しかし、ほぼ撮影が終わりかけた頃、編集ラッシュを見た制作陣は、映画のテイストが当初のイメージと違うということで一致し、ストルツを降板させてしまいます。そして、フォックスを呼び戻し撮影をもう一度行いました。映画は2回撮影されていたのです。実際にロケ地を巡ると、当時の撮影を覚えている人が撮影に2度やってきたことを話してくれます。映画は2回目のマイケル・J・フォックスでの撮影時に1回目のストルツでうまくいっていなかった部分を修正したので、傑作となったのかもしれません。
そんな「Back to the Future」のロケ地を巡りましょう!

ロケ地
「Back to the Future」はほぼロサンゼルス、しかも夜間に撮影されています。これは、もともと主人公であったエリック・ストルツが途中降板し、マイケル・J・フォックスに変わったことで起こっています。フォックスは当時連続ドラマの撮影中だったので、昼間はドラマ、夜は「Back to the Future」の撮影を行いました。遠くでの撮影はスケジュール的に難しかったことがありスタジオ近辺でコンパクトに撮影されました。

<バーガーキング>
535 N Victory Blvd. Burbank, CA 91502
オープニングでマーティがスケートボードに乗りピックアップトラックに捕まるシーンは、ユニバーサルスタジオのすぐ前にあります。現在もあなじ場所にバーガーキングはあり、当時の面影を残しています。ただバーガーキングのロゴが変わっています。2021年から昔のデザインに近いロゴに変更されるので、暫くするとここも映画に近いデザインの看板が登場するのではないでしょうか。バーガーキングの後ろにあった建物は無くなっており、景色は異なります。映画ではこの建物からマーティが出てきてスケートボードに乗ります。そしてマーティがジープに捕まり道路に出ます。ここでカメラクレーンが上昇します。
バーガーキングの次のカット、TEXACOのガソリンスタンドからダンススクールの前を通るシーンはユニバーサルスタジオのセットで撮影されています。ちなみにマウンテンデューの帽子を被ったジープのドライバーは脚本家のボブ・ゲールです。

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