大切なことを考える

 こんにちは。2021年2月15日、会社に退職届を提出しました。どうも、五味と言います。もう、誤字脱字・文脈・オチなど全く考えずに今日は書きます。

 私は、7年間働いた会社を先日辞め、現在は長野県諏訪郡富士見町にある父の田舎に住んでます。はたから見れば、居候と言ったところでしょうか。ただ、ここには両親も祖父母も住んでいません。住んでいるのはわたしとうちのこ(フェレット)です。フェレットについては、先日のnoteをご覧いただければと思います。

 さて、今回は「大切なことを考える」ことをしようと思います。

 私にとって大切なことは、「健康」です。昨年2月頃、私は原因不明の吐き気や胃もたれに襲われました。最初は「気のせいかな」と思っていたんです。でも、徐々にご飯が食べれなくなり、体重が落ち、体力や筋力が落ち、気力が落ち、心身ともに不安定で不健康な状態になりました。おそらく、コロナウイルスに対する不安やストレスも大きかったと思います。病状についていろいろ調べてみたところ、「機能性ディスペプシア」という病名に行きつきました。機能性ディスペプシアは、検査では何の異常も見当たらないのに吐き気や胸やけ、胃もたれが生じる病気です。2013年くらいからよく認識されるようになった病気のため、あまり世の中には知られていないようです。

 機能性ディスペプシアになった私は、外食や飲酒をできなくなり、カロリーメイトしか食べれなくなりました。元あった体重からあっという間に5~6キロ落ちました。そんな中、転勤命令が出て、東京から和歌山県の串本(←紀州半島の先端)に引っ越すことになりました。体力的にも精神的にも非常に苦しく、不安が多かったです。

 そんなこんなで半年が経ったころ、仕事を一生懸命頑張る夢を見ました。そのころ、寝ても覚めてもずーっと同じ業務のことを考えていたんです。今思えば、ずーっと考えていたのが悪かったんでしょうね。ついに考えすぎて、精神的に病んでしまったんです。頭の中から仕事のことを取り除きたいと思っても次々に考えてしまって、もう考えがこんがらがってしまったんです。あと、朝布団の中から出られないほど怠かったり、胃もたれが続いたり、肝臓あたりが痛かったり、背中がズキズキ痛くなったり…機能性ディスペプシアの症状が徐々に出始めました。そのとき改めて「もう、駄目だな」って思ったんです。ずーーーーーっと前から駄目だとは思っていたけど、「やっぱり駄目だったか」って思ったんです。そうすると「この駄目な状況から脱するには、ここから離れなければ!」という思考になるわけです。危険な状況を回避する本能みたいなものですね。というわけで、上司に相談した結果、「今は休んだほうがいい」という結論になりました。ただ私は、もう働きたくないって思っていたので、退職したい旨を伝えたところ、了承してくれたんです。

 そんなこんなでもろもろありまして、退職し、現在は田舎暮らしをしているわけです。

 田舎暮らしをする中で思ったことは、びっくりするほど体調がよくなったということです。空気が良いからでしょうか、明日の仕事を心配しなくて良いからでしょうか…後者の影響が大きいでしょうが、毎日健康な気分です。八ヶ岳と南アルプスを見ながらお散歩したり、日向ぼっこしたり。久々に太陽が気持ちいいと思いました。機能性ディスペプシアの症状も無くなった気がします。

 一生懸命働くことは大事なことだと思います。でも、調子が悪くなって会社を退職した私からすると、一生懸命働いて心身が駄目になるくらいだったら、社会から離れることも非常に大事なことだと思います。自分以上に大事なものは無いんだから、頑張りすぎるのも程々に生きていった方がいいです。むしろ、頑張らないほうがいい(笑)いったん体調を崩すと、体力仕事でも能力仕事でもすぐ疲れちゃうんですよ。

 やっぱり、健康が一番大事。それがぁいちばんだいじぃ~♬


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