見出し画像

2023年のテーマの振り返り

2023年の3つのテーマと設定理由

私は年初に2023年のテーマと題して、3つを掲げました。

<2023年のテーマ>
①自分を苦しめる自己の価値観は捨てていく
②幸福追求の努力を惜しまない
③消費から創る/贈るへ重心移動

目標ではなく「テーマ」としたのは、目標だと達成するという目先のことに拘泥してしまいそうなので、もう少し抽象度を上げた内容にしたかったためです。

各項目について、説明します。

①自分を苦しめる自己の価値観は捨てていく

多種多様な価値観が存在する入り乱れる昨今の世の中。価値観の違いで疎外感を覚えたり、嫌な思いをすることもあるでしょう。そんな人とは距離を取るのが一番良いです。でも、自分からだけは逃げることはできません。自分を苦しめる価値観は自分自身で捨ててアップデートしていかねば、辛いままだと考え、1つ目のテーマを定めました。

②幸福追求の努力を惜しまない

難しい言葉にし過ぎたと、反省したのですが…。簡単に言い換えると「どんな醜く情けない自分の感情でも、素直に受け止める」ということです。
坂口安吾『堕落論』では、戦後日本が再興していくためには、まずは「堕落」せねばならないと説いています。この「堕落」とは、ベットでゴロゴロすることを意味するのではなく、まずは国民ひとりひとりが自分の感情に向き合うことと私は理解しています。
そこからインスピレーションを受けて、2個目のテーマとしました。

③消費から創る/贈るへ重心移動

これは書籍『ゆっくり、いそげ(著:影山知明)』に影響を受けて、設定したテーマです。

今まで消費の経済圏でしか生きてなかったため、「贈与」とか「プレゼント」とか「Give」とかは偽善だと思っていました。そんな私にとって、どうやら偽善ではないらしい…と気付いたこの1冊。今までと違う「贈与」の経済圏に、少しだけ足を踏み入れてみたくて、このテーマを設定しました。(本については別にnoteも書いたのでご参考に)。

2023年の各テーマの振り返り

ここからは、このテーマに沿って今年の振り返りをします。毎月の振り返りの寄せ集め感はありますが、悪しからず。

①自分を苦しめる自己の価値観は捨てていく

旧:仕事でバリバリ働く。
新:家庭にも仕事にも熱心じゃなくたっていい

旧:親からの支援を嫌がるなんて贅沢・おかしい
新:親からの支援が呪いとなるケースは存在する

旧:男に負けない
新:対等に話したい

旧:会社員もフリーランスも向いてない。この世界に私の居場所なんてないんじゃないか。
新:白黒ではなく、ちょうどいい塩梅を探していこう。大変だけど。やろ。
会社員とかフリーランスとか肩書になりたいんじゃない職業は自分が自分であるための媒体に過ぎない。

旧:新しいこと/稼ぐことは苦手だから、既存コツコツ削る系は満点じゃなきゃいけない
新:やってみてないだけで、意外と新しいこと・稼ぐにも得意あるかも(
コツコツ削るは既に及第点。ここから満点を目指すよりは、新しいことの方が簡単かも)

旧:私が人を選り好みするなんて烏滸がましい
新:良い人でも自分に合わない人はいる。その人と距離を取るのは悪いことではない。

旧:現状維持は後退
新:進むことで滅亡する、現状維持が最善手のときもある

旧:相手の要望>自分の要望
新:相手の要望に合わせるだけ、自分の要望を押し通すだけでは、私は満足できない!片方だけでなく、どちらも取りに行く。そのためのスキルアップや相手とマッチングをし続ける努力をする。

旧:体力ない人は、頭脳労働で頑張るしかない
新:神は或る人には二物を与え、或る人には与えない。人生は平等ではない。体力ない 且つ 頭脳労働ニガテなことは有りうる。頭脳労働で頑張んなきゃ!って気張らず生きていこう。

旧:(心身ともに軟弱だから)強くならなきゃ
新:ラクに生きれれば、強くなくたって良い

旧:継続は大事
新:継続は手段・戦略の1つ。継続することに縋らない。

旧:ライフスタイル重視=家庭(子育て)を重視すること。子供のいる人のみが持てる価値観
新:ライフスタイルとは時間配分の仕方。子供の有無ではない。

旧:客観>主観
新:人間は完全に客観的にはなれないし、それでいい。客観そのものに価値があるのではなく、周りの共通理解を得たいときに客観を使えばいい。全てを客観にする必要はない。

②幸福追求の努力を惜しまない

  • 視野を広げて働き方を模索した
    従来の働き方に戻ろうと一歩足を踏み入れたものの、やはりやりたくないと身を持って確かめ、不安だけれどもやりたいこと、働きたいスタイルで働き始めた。

  • 苦手な「断る」をした
    最初から断る、足を踏み入れないことは得意な一方で、途中で断るのが苦手だった自分。今年は、仕事の依頼、普段使うサービス、親からの誘いなど、その時の自分の気持ちや状況に素直になって、断ることができました。ドキドキでした。

  • 他人を頼った
    自分ひとりで頑張ろうとしない。不安なことは、不安なんですって、言ってみるのもアリと知った。

  • 自分の心身の疲れに向き合い、仕事(営業)量や情報量をセーブした

③消費から創る/贈るへ重心移動

「贈る」は主に動物関連とお世話になった近しい人へ送りました。

①動物園への寄付やクラウドファンディング参加、動物配信者へのスーパーチャット(5回)
②お世話になった人へのお礼にプレゼント(10人)

お世話になった人へのお礼は、メッセージを添えて送りました。相手が忙しい中、迷惑かとも思ったのですが、思ったよりも温かい返信をいただき、「贈る」ことの抵抗感が薄らぎました。
また、番外編として、お菓子をシェアして一緒に食べるということも3回しました。「贈る」の本質とはずれる?かもしれませんが、一人では食べ切れない美味しいものが食べられて、良かったです 笑

「創る」は…仕事を通して実現したということにします!


本年もお世話になりました。良いお年を…♪


#今年のふり返り


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?