捨てるプライドと捨てないプライド
プライドは厄介だ。
自分を鼓舞もするし、自分への呪縛にもなる。
小さい頃、私はどちらかといえば優等生だったと思うし、人からそう言われることもあった。しかし、非問題児というのが正確だったと思う。反応が遅い、リアクションが薄いだけ。指示されたことを聞き取ってやるのに精一杯で、ふざける余裕なんてなかった。
でも外部的には優等生に見える。だんだん、優等生という型に自分が収まっていく気がした。
不器用な分、できることを継続することしか取り柄がなかった。
それが余計、途中で投げ出してはいけない!という呪いに輪をかけた。
不器用なら不器用らしくいるのも、1つの手だったのかもしれない。
涼しげな顔とは、ほど遠いけどねw
私には、捨てた方がラクになるプライドが沢山あるっぽい。
ここで私は止まる。
逆に捨ててはいけないものを、捨ててきてしまったのではないかと。
今抱えている、たくさんのプライドの中に、手放してはいけない大切なものがあるのではないかと。
たくさんのモノを捨てながら、大切なものを抱きしめていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?