こちとらはち切れそうなくらい

明日からがんばってね、いよいよだね、楽しみだね

今日は背中を押す言葉を、叩く言葉を、心がほぐされる言葉を、柔らかい笑顔をたくさん貰った。
今日はデビュー前日だ。マッサージのセラピストとしての、ひとり立ち前日。
明日からは1人で、お客様に気持ちいいを、今日までがんばってよかったを、あわよくば、また来たいなをプレゼントする。私に当たったからには眠るより心地よい時間を過ごしてほしい。筋肉がからっぽになったかと思うくらい身体を軽くしたい。あたたかい余韻を仕込みたい。そして、お店のドアを内側から開くとき、また私のマッサージを受けたいと思って欲しい。「ありがとうございました」に、笑顔で振り返ってほしい。そのくらい心は大げさに、大げさに、デビューする。

私はデビュー前日が好きだ。1人目のお客様が好きだ。ぶっつけ本番1回限りの舞台を、どれだけ楽しめるか。どれだけの学びを見つけられるか。どれだけの笑顔を、ありがとうを貰えるか。絶対に自分の肥料をたくさん見つける。そして、初心を握りしめる。こんなにまっさらのなかに放り込まれる絶好のチャンスは、日常生活ではそうそうない。
知らないことだらけの世界を、愛しいことだらけの世界にするのは自分だ。自分のやる気と愛情。知らないことは楽しいことの種に、失敗は明日の嬉しいの種に。明日散々になった自分と、その先でひとつひとつ、嬉しいを積み重ねる自分に、楽しいを見つけた自分に会えるのが楽しみ。たった1日しかないデビュー日、たった1人しかいない最初のお客様。愛を込めて、愛を込めて、愛を込めて!楽しむぞ
心配しないでね。応援しててね🫶🏻愛を込めて!おやすみね

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