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「最高の一粒」―チョコレートが生む夕方の生産性向上術

(この記事タイトルは、ChatGPT に作成してもらいました)

仕事に集中していると、夕方頃、何となくもうひと踏ん張りほしい時間帯に、1粒のチョコレートに手が伸びる。最近の私の好みは、カカオの含有率が高めの固いヤツだ。これは、ミルク成分が少ない分、噛んだときのカリっとした砕けた感じが心地よく、また、その瞬間にココアの香ばしい香りが鼻に抜けるのもよい。

しかし、こんな喜びのひとときも、そんなチョコレートを飲み込んでしまったら終わってしまう。本当にあっという間だ。その時、ふと思う。
(これは、噛んだ瞬間の喜びの方が大きいのか? それとも、それを飲み込むときにより幸せを感じるのか?)

いや、実際はその両方のコンビネーションなのだろうが、そうであれば、では、噛んだ後、どのタイミングで飲み込むのが最も満足度を最大化できるのか? 言い換えれば、どこまで飲み込むのを「じらす」のがよいのか? と思った話なのである。

もっと言い換えれば、費用対効果を最も高くする飲み込みタイミングはいつなのか? ということだ。

 

それでも、「意味が分からない」という声が聞こえてきそうだ。なのでまあ……要は、次のようなことだ。

チョコレートを口に入れた瞬間、これを(錠剤のように噛まずに)すぐに飲み込んでも満足度が低いのは理解してもらえると思う。では、逆に、噛んだ後ずっと飲み込まずにいたら、口の中が唾液であふれてしまい、満足度が低くなるのも分かるだろう。

ということで、その間のどのポイントで飲み込めば、最も満足度が高いのか、という話なのだ。

……この辺、既に誰かが研究したりとかしていないだろうか?

 

これと似たような案件として、「結果」が求められているのか、「過程」を楽しむものか、というのがあるような気がする。

例えば、ビデオゲームで言えば、クリアすること(エンディング画面を見ること)が目的なのか、それまでの物語や主人公の成長、アイテムを収集することを楽しむのか……。

映画やドラマの鑑賞にしても、周りと話を合わせるために、倍速で視聴して物語の結果を知ることが目的なのか、キャストの一挙一動セリフの言い回しを楽しみ、何度見ても見るたびに新しい感動を覚えるので、同じ作品を何度も見続けるのか……。

チョコレートの話に戻せば、単に栄養補給という意味では、要は、体内に入れてしまえばいいだけの話なので、すぐに飲み込んだ方がいいのだろう。もっと言えば、わざわざ口から栄養補給しなくても、点滴でよいのかもしれない……。

ということで、例えば、お腹が空きすぎて、震えが出てくる程度であれば、なるべく早めに飲み込んだ方が満足感も高いのだろう。そうではなく、気分転換の一つとして香りも満喫したいときは、やはり、その香りを感じられなくなって(慣れてしまって)、喜びを感じなくなった頃に飲み込むのが、最も満足感が高いのだろうか?

 

さて、私は、飲み込みたい気持ちを押さえて、自分自身をじらしながら、仕方なく少しずつ飲み込むのが好みか。実際、喉の奥の方に溶けたチョコレートがたまっていくと、無意識のうちに反射的に勝手に飲み込んでしまう。

言い換えれば、故意に飲み込もうとは思わなくても、口の中で自然と消えていく感じなのだが、仕事中の夕方の気分転換としては、これが、私の中では最も満足度の高い味わい方かもしれない。

この辺、分かる人にしか分からない喩えにはなるが、お漏らし○精した時の感覚に近いと言えるだろうか――要は、自分の意に反し、勝手にその物事が行われるのである……。

……しかし、なんともしょうもない話だ(笑)。

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