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入院生活からの洞察:病院で見たこと、感じたこと

(この記事タイトルは、ChatGPT-3.5 に作成してもらいました)

さて、手術が終わってしまえばこっちのものというか、あとは、のんびりと入院生活を満喫すればよい。

全身麻酔については、麻酔がとけたあとも、せん妄が起こったりするかも――という説明も受けたが、私の場合は……総じて、ちょうど二日酔いのようなダルさ、頭の痛さ、重さ程度で済んだ。術後の夕食も、食べている途中に気分が悪くなり、それ以上食べれなくもなったが、これは、朝も昼も抜かれたために、胃が驚いたことによるのかもしれない。

いずれにしても、麻酔の影響も軽い方だったといえるだろう。あとは、当然に患部が痛むこともあったが、今となっては、むしろ排尿時のアレの痛みの方がよっぽど痛い(笑)!

同じ部屋の男性からは、時折、
「ヒマ~。」
とかいう呟きも聞こえてくるが、実は、私はヒマではない。家族、親族、会社への連絡もあれば、退院後のスケジュールの確認と調整。これは、仕事とプライベートの両方だ。その後は、日々のルーチンに加え、通常の土日の作業が同時にやってくるわけなのだが――つまりは、ニュース記事を読んだり、プレジデント記事をひたすらダウンロードしたり、YouTube 新着の確認などなど。

あとは、当然に、執筆関係、疲れたら寝転がって本を読む、気分転換のために、お茶くみに行くついでの少し長めの散歩(といっても、同じフロア内をグルグル周回するだけ)――その際は、もちろん、プレジデント記事を音読させながら――である。食事中も、たまった動画を少しでも消化。同じ部屋のオジサマ方は、テレビか読書か、それぞれ同じことを固定しているようだが、私は、次から次にやることを変え、食事が終わったかと思えば、あっという間に、また次の食事だ。

 

さて、そういえば、入院前に入院中の予定を想定し、自分の時間がどのくらいあるかを予想していたが、

転記すると次だ。

木:午後から入院。身支度整理で終わるか。リモート接続テストなど。
金:手術。全身麻酔により、終日寝たきりを想定。
土:麻酔が切れ始め、痛みに耐え続ける1日。何もやる気が起きない。
日:少しずつ、痛みが消え始めるか。動かない程度の日常生活。
月:会社へのリモート接続。少なくとも半日は時間をとられるか。
火:午前中のうちに退院……。

これを、実際と比較しながら振り返りたい。



【木曜】入院初日

これは、ほぼほぼ想定どおりだ。詳細は、

のとおり。

 

【金曜】手術日

これも、まあ、ほぼほぼ想定どおり。詳細は、

のとおりだが、手術以外のこととしては、実は、朝のうちに売店で粉末ココアを購入した。というのは、献立表によれば、毎朝牛乳が出るらしいのだが、牛乳が嫌いな私は、そのままでは飲むのがつらい……。ミルメークみたいなものが売店にないか探すと、一番近いのが粉末ココアだったのだ。

 

【土曜】手術翌日

これは、想定とは異なり、意外に痛みもなく、朝から晩まで通常の土日作業をこなせた。初の朝ご飯の牛乳は「パック入り」で、賞味期限も退院後だったので、家に持ち帰ってもよかったのだが……実はここは、冷蔵庫代が1日100円の課金システムなので、余計高くつくことになる。

午前中のうちに、看護師が体を拭きに来てくれる。さすがに、拭いてくれるのは背中だけで、あとは自分で……ということだった。そういうプレイも楽しめるかと、淡い期待を抱いたが、まあそれは、介護の時まで取っておくことにしたい(笑)。

あとは、このタイミングで、ようやくオムツともおさらばだ。オムツはオムツで安心感があるが、かなり汗ばんで蒸れていたのが分かる。やはり、普通のブリーフの方が、通気性があり快適だ。せっかくなので、おもらしプ○イとか試してお(以下、自主規制)。

その後は、一般外来へ診察の案内がある。先生によれば、退院日は、火曜か……状況によっては水曜か、まあ、治り次第ということだった。そして、この日は、なんとか1日 4,000歩を達成した。お茶くみの際も、グルグル回って。長めに歩くように心がけた結果だ。

 

【日曜】

これも想定と異なり、医者の助言の元、朝からラジオ体操をやった(ただし、一部の動作を除く)。 今日は、医者の診察がないようなので(日曜だから……)、タイミングを見て売店へ足を運ぶ。というのは、私の常備食である、納豆とバナナ、ついでに非常食のスナック菓子を購入するためだ。納豆3個パックを買ったので、仕方なく冷蔵庫に課金。非常食は――食事は、カロリーで計算されているようだが、これは総分量とは異なり、結果、量の多さに結構なバラツキがあり、日頃少食な私でさえも少ないと感じる場面があったからだ。

余談だが、この冷蔵庫課金システムは、少しややこしく、テレビカードを利用して、テレビの2時間と引き換えに冷蔵庫が24時間使えるようになる。購入直後は、テレビが20時間、すなわち 20:00 と表示されると説明にあったが、実際は 12:00 と出る。詐欺か? このまま、冷蔵庫に課金したら、2時間減るので、10:00 となるはずが、10:80 となる。バグか? さて、その答えは、説明書きにヒントがあった。これは頭の体操だ。後ほど、この日の最後に、その答えを記したい。

さて、下着類は3日分しか用意していなかったので、予定では今日が洗濯の日だったのだが、手術の日が1日オムツだったので、1日分遅らせそうだ。しかし、月曜に洗濯したとしても、その翌日には退院かもしれないので、これは無駄になる。ということで、今日、下着を替えなければ、洗濯不要で乗り切れそうだ。もし退院が延長になれば、それこそ売店でオムツを買って、ついでにプレイを楽し(以下、自主規制)。まあ、ここは涼しくて汗もかかないし、今回の入院では、洗濯をパスできそうだ。

あとは、久々の納豆とバナナに満たされた結果、夕食が近づくのにお腹が空かない。この満腹感回避といえば……そういえば、私の常備飲料であるレモン水がないことに気づく。代替品は、ポッカのキレートレモン……か。これも、今日の売店で買っておくべきだった……。思いついたのは、夕食の10分前。同じく、売店が閉まる10分前だ。今ならまだ間に合いそうだ! と急ぐが、売店が閉まっている? 入院時の説明と閉店時間が違うのだが?

ただ、新たな発見があった。夕食は、18時からなのだが、その10分前には実は配膳が始まっていた。しかし、私の病室は、いつも15分くらい遅く運ばれてくる。まあ、順番でやっているから仕方ないのだろうが、逆に、回収はかなり早めで、実質の食事時間は30分程度……だったのだが、これが日に日に早くなり、この日の夕食は、たったの15分! さすがにそれは、短くないか? こういう日に限って、夕食の量が多いし。ただ、ここは男性ばかりの部屋で、私以外は、みな15分で食べ終わっている……。

この日の歩数は、5,300歩。

さて、上のクイズの答えだが、テレビの時間は、実はデジタル時計表示ではなく、すべて「分」で表されるようだ。よって、20時間→1200分と表示され、冷蔵庫に課金した結果、2時間減じて、18時間→1080分となったのだろう。実際、もう一度冷蔵庫に課金したら、09:60 と表示された。なんとも、紛らわしい表示だ……。

 

【月曜】

朝からラジオ体操、売店でキレートレモン(2本)を購入。朝からキレートレモン飲んだので、牛乳は……せっかく課金したのだから、しばらく冷蔵庫に入れておこう。

朝食後に、会社へリモート接続。指示を出すが、やはりチャットでは細かいところが伝わらない。結局、私の真意が伝わらないまま、本番が始まってしまったようだ……まあ、仕方ない。あとはなるようにしかならないだろう。結局、やはり、仕事で午前も午後も、数時間費やしてしまう……。

今日の診察では、いよいよドレーンを取り外し、カーゼ処置となる。肝心の退院日は、先生も決めかねているようで、①明日退院、木曜に通院による抜糸、②水曜まで入院して抜糸し、その直後退院、の2案が提示される。私も、ここが快適な上、後日通院しても往復で軽く1時間以上かかるし、②案で行きたいところだが……その分、お金がかかるという。最終決定は、夕方まで猶予をもらったが、①案とした。まあでも、これで洗濯も不要で、オムツ、納豆、バナナ、キレートレモンの追加購入も必要ない。お片付けも、そろそろゆっくり始めるか。

午後からシャワーに入れるという話だったが、別の看護師が、体を拭きに来た。……かと思えば、何もせず、タオルだけ置いて去っていく。こちらも、説明するのが面倒だったし、そんな暇すらなかったし、シャワーに入れない可能性も考え、一応、髪と顔とアレ周りだけきれいにしておく。

その後、やはりというか、シャワー終了時間近くなのに案内がなく、なのに、シャワー室は未使用状態……。その前に、先生から患部を見てもらわないといけないが、先生も来ていない。取り急ぎ、ナースステーションへ状況を伝え、取り急ぎ、助手が患部の対応をしてくれ、シャワーを浴びられたが……これ、私が動かなかったら、シャワーもできなかったというヤツではないか?

ということは、退院日の決定も、このままでは流れてしまわないか? 結局それ以降、先生と話ができていない。その辺を、改めてナースステーションで話をするが、
「先生からは退院の指示が出ていません。」
の一点張り。で、先生もまだ、来てないことを伝えるが、
「(先生が)来るって言ってるんだったら、(そろそろ)来るんじゃないんですかねぇ?」
と、他人事……。しかし、こんな感じで先日も来なかった事実がある。ていうか、この辺の取り扱いは、医療行為でも何でもなく、単なる連絡調整なんだから、看護師から先生に取り次げばいいのではないか? ……ホント、患者に寄り添ってない。

というか、はっきり言って、ここも大企業病に汚染されていたのだ! 各人が、自分たちの業務を遂行することだけに特化しているだけというか、セクショナリズムに陥ってしまっている。そこには、そもそも患者が何を望んでいるかというのはなく、そういうことを考えなくても、ただただ、誰かが組んだシフト通りに、自分の担当業務をやればいいだけ。それ以外のことをやっても評価されないし、単にいちコマになりきるだけで、全てことが運ぶように仕組まれているのだ。しかし……これで、本当に面白いのだろうか……? 

結局、夕食が終わっても先生は来ず、巡回のスタッフに改めて尋ねるが、先程の助手が来て、
「先生帰ってるっぽいんですよねぇ……電話しても出ないし。」
とのこと。とはいえ、退院は結構柔軟らしく、その日のうちに退院となればすぐに退院できるし、午後退院というのもあるとのこと。それならば、まだ、明日、即日退院という可能性も残る。ただ、この助手が一番マトモで、
「でも、そんなに急に退院が決まっても、吉弘さんは大丈夫ですか?」
とのこと。一応、患者の立場に立てるまともな人がいることを安心した。これで、先ほどのイライラとの相殺だ。

まあ、仮に明後日退院となっても、洗濯、納豆、バナナ、キレートレモン程度の悩みで、それはホントに些細なことだ。

この日の歩数は、5,000歩。

 

【火曜】

朝食直後、先生が顔を出す。①案で進めたいこと、つまり今日退院したいことを伝えると、その後、看護師から一般外来に案内がある。患部に簡単なケアをした後、これで、無事、退院ということになった。荷物も、もうほとんどまとめていたので、看護師からの説明の後、そそくさと病院を後にした。

しかし、退院して自宅に帰って改めて思ったのが、今後「入院したい」と思っても、そう簡単に行ける場所ではないことと、高額医療制度により医療費もすでに頭打ちだったので、やはり、もう1日入院しておけばよかったか――とも思った。

入院中、看護師からも「退屈でしょう?」と言われたが、読書、パソコン作業、動画を見るなどにおいては何の不自由もなく、食事も、時間がくれば自動的に運ばれてくるし、その狭くコンパクトにまとまった空間が、自分だけの秘密基地のようでもあり、私にとっては、それなりに居心地がよかった。ただ、そういう意味では、ダメ人間養成所のような性質も併せ持っていると感じ、1日も早く抜け出せてよかったのかな――とも思う。

家に帰って、くしゃみをして幹部が痛んだことに気づき、実は、入院中は一度もくしゃみをしていなかったことに気づく。やはり、空気もきれいだったということなのだろう。

その後、診療明細を細かくチェックしていたら、どうも食事代が1食分余計にカウントされているようだ……。たった数百円だが、気持ちがいいものではない。やはり、急な退院で、食事数を間違ったのではないだろうか? 電話で確認したところ、手術前の夜中に飲んだ経口補水液のようなものを1食にカウントしているという。しかし、いろいろ分かりにくく不親切な病院だった……。

 

他にも記したいことはあるが、長くなったので記事を分けたい。

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