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ファミコン愛好者のゲーム回顧録

(この記事タイトルは、ChatGPT-3.5 に作成してもらいました)

季節が変わったからか、仕事のストレスからか――とにかく、ここのところ、なんだか無性にゲームをやりたくなってくる。ここでのゲームというのは、当然に、昔やったファミコンを代表とするレトロゲームだ。

この季節になって、何となく思い出したのは、運動会が気持ちよさそうな秋晴れの日の、布団干しと太陽の匂い。当時、友達から借りてプレイしたことのある「ゾンビハンター」をゆっくり攻略したく、中古でいいので自分も買おうと思っていた頃で、ファミコンショップの広告を眺めては、まだまだ価格が高いことに、結局お年玉まで我慢したこと――だろうか。ちなみに、そんな友人は、リアルでアイスで当選していた。

「ゾンビハンター」は、私の中では、マイベスト10に入るくらいの良作ゲームであり、その後も何度も何度もプレイした。通常のプレイで満足できなくなってからは、GAME B という、難易度が高い方も遊んでいたが、実は、この GAME B の方が格段に面白く、この歯ごたえと、手に入るアイテムのランダム性に、さらにのめり込んでしまう。

この辺の面白さを簡単に説明すれば……ゲーム開始数分後に、最強の武器を手に入れることもできる、ということだろうか。また、手に入るアイテムのランダム性は、ローグライクっぽい楽しさもある。

ただ、GAME B では、クリア必須アイテムでさえも、一旦取り逃してしまうとランダム化の波にもまれてしまう(ただ、慎重に進めれば、取り逃すことはない。)。私の場合、結局、クリアに必要な鍵が手に入らずに、詰んでしまった――という過去があり、それ以来、燃え尽きたというか、再挑戦できていない。

「ゾンビハンター」については、いずれまたプレイ日記というか、攻略記事というか、そんなものを書きたいと思っているのだが……さて、それはいつになることだろうか。

 

ちなみに、お年玉で買ったゲームで記憶に残っているものといえば「アルカノイドII」だろうか。すでに新品が見あたらない頃で、これも中古での購入となったのだが、専用コントローラー(以下「ダイヤル式コントローラー」)付きは、中古でもかなり高価だった。ただ、このゲームは、このダイヤル式コントローラーがあるかないかでゲーム性が全く異なるため、是非とも欲しいところではある。

私と「アルカノイド」との出会いは、小学校低学年の頃まで遡る。父親の職場のボーリング大会について行った会場で、様々なアーケードゲームに心を奪われた私は、まず「BAGMAN」で強烈なアッパーカットをくらい、その後「アルカノイド」の見たままの単純なゲーム性と、特殊なコントローラーに、
(これなら、普通にできそうだ。)
と確信にいたり、早速プレイ。

ゲーム開始直後の、イントロ画面とその音楽に心を奪われつつも、ゲームが始まってしまえば、これまた秒殺……。私が想像していたよりも、ダイヤル式コントローラーの反応が良すぎて、全く満足に操作できず、結局、一度も玉を打ち返すことなく終了。あまりにもあっという間に、言葉もでないくらいショックを受け、泣く暇すら与えてもらえなかった……。というか、私の中では、なかった過去にしたかったというか、記憶にもとどめたくなかったのだろう。

というのは、プレイするためのワンコイン100円というのは……当時で、1週間のお小遣いに相当しただろうか。今の私の価値観と照らし合わせれば、1万円ぐらいに相当するかもしれない。そんな大金が、アッという間に溶けたものだから、やり場のない怒りというか、とにかく苦しんだのだが……そんな原動力もあり、当時、中古で7,000円ぐらいしたと思うが、ファミコン版の「アルカノイドII」(ダイヤル式コントローラー付き)を買ったのだ。

それ以降、私と「アルカノイド」との戦いが始まるのだが……あれ、今日は何の話だったかな(笑)?

ちなみに、ファミコン版「アルカノイド」でのダイヤル式コントローラーでのプレイは、一部欠点があったように思う。これは、私が買った「アルカノイドII」ではなく、兄が借りてきた「アルカノイド」だったような気もするのだが……「アルカノイド」では、クリアアイテム(桃色の B ブレイク)をとった際には、右の壁が開いて、そのワープホールを通過することで次のステージに行ける仕組みなのだが、実は、ダイヤル式コントローラーでは、バウス(自機)の可動域がそのワープホールの手前までであり、つまりはダイヤル式コントローラー利用では、クリアアイテムによる恩恵を受けられないのだ。

じゃあ、どうしていたかというと、その部分だけファミコン本体の標準コントローラーで操作するのだが、確か記憶では、ダイヤル式コントローラーが刺さっていると、本体のコントローラーが反応しないため、一旦ダイヤル式コントローラーを抜いては、本体コントローラーでワープホールに入り、その後また、ダイヤル式コントローラーを接続して――などとする必要があった。

ちょっと古いパソコンを知っている人が聞いたら、
「電源付けたまま、そんなことやって大丈夫なの?」
という声が聞こえてきそうだが、今なら不良品というか、回収騒ぎになってもおかしくないレベルだと思う。

ただ当時は、今みたいな品質管理も充分ではなく、所詮子どものおもちゃ扱いだったのだろうか。出荷数も少なかったのか、私が知る限り、当時のゲーム雑誌では、このことを問題として取り上げられているものはなかったかと思う。

そして、令和の今、この辺を改めてネットで調べるが、やはり同じような話題もヒットしない。これは、私の記憶違いなのだろうか? それとも、たまたま私がプレイしたコントローラーの個体の問題だったのだろうか? 個体の問題であれば、キャリブレーション機能というか、その誤差の修正ができる仕組みがあればよかったと思うのだが……。

 

さて、不良品といえば、中古で買ったスーファミの「スーパーマリオコレクション」がヒドかった。

なぜか、購入直後から一般的でない方の操作設定になっており、通常の、マリオを加速しながらジャンプなどを操作しやすいように設定を戻すのだが、コントローラー設定の変更が有効にならない。そして、繰り返し何度か試していたら、そのうち、電源投入直後に英語で警告メッセージが出てきたのだ。当時のつたない英語力で読みとれたのは「コピーゲームは犯罪だ」というようなメッセージだった。

これがまた、黒い画面に英語のみで表示され、昔のパソコンのような冷たい印象しかなく、なかなかの恐怖だった。

「これ、コピーゲームを掴まされたのか?」
当時、パソコンゲームの違法コピーなどの知識はあったが、さすがに、ファミコンの違法コピーは詳しくなく、ファミ通の「おとなのしくみ」か「あんたっちゃぶる」か何かで取り上げられた海外のアヤシイコピーゲーム程度しかなかったのだが、まさか、自分自身がそういったものを買わされるとは思ってもいなかった。

「コピーガード解除の副作用として、設定変更が有効にならなかったのか? それともコピー失敗作か?」
いや、しかし、見た目は本物そっくりなのだが……? 

今なら、中古ソフト屋さんに交換を申し出ればいいと思うが、当時は、なぜかそういう発想がなかった。もしかしたら、わざわざ行くのも……そして、行って説明するのも面倒と思ったのかもしれない。また、レシートも残ってなかったし、その上、「そんな不正コピー品はうちでは売ってないし、そんな変なものと交換するのは認められない」などと言われる恐れを心配していたのかもしれない。

その後、電源を再投入したら、普通にゲームが始まって、取り急ぎ安心したのだが、やはりその後も設定が反映されないのに変わりはなかった。結局、少し持ち方を変えるだけで違和感のない操作方法が確立できたので(X で加速、A でジャンプ)、それ以降は、設定画面を触ることもなくなった。ちなみに、やりたかったゲームは「スーパーマリオ2」。当初発売当時、ディスクシステムが買えなく、満足にプレイできなかったから。あとは、おまけで「マリオUSA」も、初プレイだったので、それなりに楽しめた。

ただ正直、この時の不良品騒動は……私の中では、今でも未消化であり、未だに「スーパーマリオコレクション」については、ちゃんとした正規品……できれば、新品を買い直したいと思っている……のだが、これは異常なことなのだろうか……?

まあ、もっと言えば、ディスクシステムの「スーパーマリオ2」が手に入れば、さらに満足なのだが(笑)。

 

前置きが長くなったのだが、そろそろ本題に入りたい。

……と思ったが、全体的に長くなったので投稿を分けたい(笑)。

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