DISH//というダンスロックバンド

ずっとDISH//に関するnoteを書きたいと思っていて。
だけどスラッシャー(DISH//ファンの呼称)歴1年くらいの人間が語るのもおかしいかなと思い、あと一歩が踏み出せず今に至ります。

DISH//を薦めるnoteを書くか、何が好きかを語るnoteにするか、それすらも定まらないまま書こうとしている笑
なるようにしかならないので書き進めます!!


まずはDISH//との出会い方についてかな。

先程ファン歴1年くらいと書きましたが、実はデビュー当時から存在は知っていました。天才てれびくんが好きだったからです。
小中学生の私はそれはもうとてつもなく天てれが大好きな子どもで(今でもてれび戦士のその後とか見たりMTK聴いたりする)、夏イベに行ったり思い出がたくさんあります。
DISH//のメンバーである矢部昌暉くんがてれび戦士だった時も天てれを見ていました。当時は崚行が好きでしたね、うん。
昌暉が天てれを卒業してしばらくしたタイミングで、卒業したてれび戦士について知りたくなったんです。Wikipediaとかで調べると昌暉がDISH//というグループで活動していることを知りました。
初見はびっくりしましたよ。あの昌暉がおもちゃみたいなギター持ちながら歌って踊ってるんですから笑
何の曲かは覚えてないんですけど時期的におそらくI Can Hearかなぁと思います。見覚えあるし。

その頃から私はバンドが好きで、SEKAI NO OWARIとかゲスの極み乙女。とかを聴いていました。人生初ライブも中2の時に行ったセカオワです。コニファーでした笑
中学生の私はテクニックに魅了される節があって、今だから言えるけどDISH//のダンスロックの部分が理解できなかったんです。(たぶん今でも言ってはいけない笑)
なんでギター持ってるのに弾いてないの?踊ってる?意味わかんない!と思ってました。
今でこそ弾きながら歌って踊るようになったけど、未だに謎に思う人は多いんじゃないかな、一般的に見たら。他にいないもん。

DISH//との出会いはこんな感じで、言ってしまえばかなり悪い第一印象笑
それが2019年の3月28日に一変します。

事の発端はZIP春フェス2019。
私は緑黄色社会というバンド(これもみんなに薦めたい~とりあえずTHE FIRST TAKE貼っとく)が好きでこのイベントを知ったのですが、乃木坂46も北村匠海も出るし元てれび戦士の昌暉出るじゃん!見てみたいな~行きたいな~くらいの気持ちでチケットを取りました。今思えば乃木オタのすんごい倍率を勝ち抜いたんだなと…
DISH//と乃木坂46は全然曲を知らなかったので事前にTwitterでライブ定番曲をそれぞれのファンの方に教えていただきました。優しい世界。
だけどね、それがいけなかった笑
せっかく教えてもらったので調べて聴くじゃないですか、匠海くんの声がどタイプだったんですよ…
最初に聴いたのは勝手にMY SOULかな?いい曲だしちゃんと弾いてるじゃん…私の知っているDISH//じゃない…と思いましたね。
さらに良くないのがYouTubeでMVがフルで公開されていること!いや気になって他の曲も聴いちゃうじゃん。

そんなこんなでかなり楽しみにしながら迎えた当日。
整番がはちゃめちゃに悪い中、乃木坂46のオタクの多さにビビりながらアウェーの緑黄色社会を楽しみ、ついにDISH//。
アイドルだと思っていたのにバンドとしてのかっこよさを突き付けられて困惑したと同時に虜になってました。
なぜか知っていた(たぶんバズリズムで流れてた)SING-A-LONGとかあれバチバチにバンドとしてかっこいいじゃないですか。
しかも良くないポイントその3、この時踊らなかったんです…I'm FISH//の柊生くんの煽りくらいだったような。
これで私はDISH//をバンドとして認識し、好きになってしまったというわけです。

ライブが大好きな私はまずDISH//の現場の多さに驚きます。
ライブやら握手会やらのイベントを現場と言うのも学びましたね、オタクとしての成長。オタクは用語が多いから。
最初に行くチャンスがあった現場は春ツでした。千葉かな。
だけど邦ロックのライブでお金を飛ばしまくってた私はそれをパスしてしまいます。普通に別の予定があった気もする、あとまだそこまで熱量がなかった。
次のチャンスはデビフェス。ここですでに現場多くない??ってなってました。
よりによってMETROCKというフェスと被りました。ハシゴするか迷った。非常に迷ったけれどもその週の木曜日に祖父が亡くなりました。すごい確率。結果お通夜やらなんやらでどちらも行けず。
その後コニファーでのライブが発表されて、ええ行きたい!となるわけですが、別の現場(坂口健太郎の舞台の千秋楽)と被って行けないことが判明。
行かないと後悔するだとか、これを見ずにこれからのDISH//は語れないとかおっしゃってたので、どうやったら行けるかたくさん考えましたよ!でもコニファーって遠いんですよ…どうやっても間に合わねぇ……

そんな悲しみを抱いている中、やる気マンマン2マンライブが発表されます。そうです、私立恵比寿中学との2マンです。
ライブ多いな、全部行く人すげぇと思いつつ絶対行く!と決め、ZIP春フェスで共にスラッシャーになった友人とチケットに応募しました。
結果は2人とも落選。いやまじでチケット取れない事態は想定してなくて。
行きたい思いをTwitterに垂れ流してました。
そこでまた助けてくれるのがTwitterなのです。
なんとチケットを譲ってくださるスラッシャーさんが現れたのです。
本当にあの時のスラッシャーさんには感謝してもしきれないですね。

そして2マン当日。詳しいレポは私のインスタでも見てください笑
整番800番台だったのですが、今のところこれが私が行ったDISH//の現場の中では一番いい席です。席運なくて笑 まじで譲ってくださった方、感謝。
この2ヶ月前にゲスの極み乙女。のライブで豊洲PITに来ていたのですが、雰囲気が全然違う笑 女の子しかおらん笑
コンビニで腹ごしらえをして会場に行く道すがら、友人とJunkfood Junctionの中から新しく1曲はやってくれるよね~DAWNがいいなぁなんて話してました。この後起こることを知らない私はのんきですね。
そして会場内に入った私はペンラ文化にビビり散らかします。邦ロックのライブでペンライト持ってる人なんていないもん…
けれど友人に自分だけペンラ持ってるのイヤだからと言われ1本借ります。(友人はすでに何度か現場に参戦してた)ペンラ文化に乗ろうとするんですけどどうも向いてなかったなぁ笑

最初はエビ中。
ここで少しハマってしまうんですが、それはまた別のお話。
ファミリーの皆さんが近くにいたのでなかなか楽しめました!
そしてDISH//さんが出てきます。
柊生くん推しかなと確信したのも、ダンスロックバンドとしての姿をしっかり見たのも、JK//みたいなネタ曲を初めて見たのもこのライブです。思い出深いな。
そして開演前に何気なく言ったDAWNも演奏してくれて。あれはもはや神々しかった。忘れられない。
完全にDISH//にハマった瞬間です。

DISH//と出会ってしっかりファンになるまで約3000字笑
ここからDISH//の良さを私なりに書かせていただこうかな!

「私なりに」って言うのには理由があって。
ファンやっててたまに思うのが、他のファンの方と好きのベクトルが違うなっていうことなんです。
スラッシャーなのに(って言ったらちょっと語弊があるかも)ペンライトは持たずにライブ参戦するし、グッズの生写真とかアクキーとか買わないし、CDも積まないです。
実際、ペンライト持たないと肩身狭いし、生写真の取引とかしてあげられないのにSNS繋がるの申し訳ないなとか思うし、CD積んで接触たくさんしてる人いいなとか思う!
でもやっぱり元々邦ロック畑で生きてきたからかバンドとして好きでいたいっていう思いが強くて。
ペンライト光ってないDISH//のライブとか見てみたさあるもん。CDも音楽聴けて歌詞カードあればいいので私には1枚でいいのです。オリコンとか的には積んであげた方がいいのかもだけどね…そんなに私はアーティストに対して甘くない笑
生写真買わないのはそういうのに興味無いのが原因だけど笑

じゃあなんで推しやらなんやら言ってるんだって話ですよね。
それはね、他のアーティストでも同じような感情持ってます。DISH//においてはただ推しという言葉を使ってるだけで。
例えばMrs. GREEN APPLEではギターの若井さんとかそんな感じです。ギター弾いてる姿がめっちゃ好き。
あとはSaucy Dogのベース秋澤さん。弾いてる時ゆらゆらしててめっちゃかわいい。
そのノリで柊生くんも好き、って感じ。一番好きなのがキーボード弾いてる姿ですから。
となると他も推しになるんですかね。そこがまた難しいところ!

最近テレビとか出ててイケメンっていうのが最初に紹介されるとちょっとなと思います。俳優北村匠海の影響が大きいんだろうけど。
だからTHE FIRST TAKEで匠海くんの歌声に注目が集まってとても嬉しかったです。私がDISH//を好きになったポイントでもあるので。
邦ロック大好き人間から見ても大智くんのドラムを筆頭に個々の楽器のスキルもそれなりにあると思います。なんか偉そうになっちゃった笑
楽曲の良さ、ライブの楽しさが広まればいいなぁ。

私がこういう風にロックバンドに近づくことを嬉しいと思う反面、それが寂しいと思う人もいるわけで。
ダンスが少なくなったとか、ペンライトがうんたらとか、まだまだいわゆる新規であろう私にはよくわからないことだらけです。

別のアーティストで変化についていけなくなってファンを辞めた(まではいかないかも。ライブ行かなくなった。)ことがあるので気持ちが少しはわかります。
応援していると成長や変化はもちろんするし嬉しいけど少し寂しいんですよね。あ、知ってたのと違うってなる。
規模が大きくなるとそれだけファンにもいろいろな人が増えますし、違って当然なはずなのにこうじゃないって思ってしまう。
特にDISH//なんてメンバー入ったり出たりしているし、今と昔じゃやってること全然違うし、古参の方はよくずっとついて行ってるなぁと感心します。
文句も言うけど、そんなに嫌ならファン辞めればいい話ですしね。それでもついて行くってことはなんやかんやみんなDISH//が好きなんですよね!笑


さて、そろそろ着地点もわからなくなってきました。
まぁいろいろ変化もあるし、思うところもあるかもしれないですけど、DISH//はすごくいいアーティストだと思うし、スラッシャーの皆さんもいい方たちばかりだと感じます。まじで。ライブ行くと実感する。
私はライブって好きなように楽しむ場だと思うんですよ。周りに迷惑をかけないようにっていう前提はありますけど。
いつだかここのコールが全然聞こえなかった(怒)みたいなツイートとか愛の導火線いつから一周回らなくなったの?みたいなツイートとかを見たことがあって、オタク怖いって友達に言いまくってました笑
コール覚えてないし、愛の導火線も回ってない、ごめんなさい!と思ったけど自分には自分の楽しみ方があるしなぁと思いつつ笑
悩んでた時に2019の冬ツの追加公演後に更新されたまーくんのブログを読んでちょっと救われました。

きっとまーくんにとっては何気ないというか、そういう目的で書いたんじゃないと思うんですけど、「スラッシャーもじゃんじゃん好きなように踊り散らかしてくださいな!!!!」っていう一文がすごく嬉しくて。
”好きなように”ってありがたいなと思いました。

さっき例に出したツイートもたぶんそこまで怒ってたわけじゃないけどきっと気になるんですよね、今まで当たり前だったことが無くなりつつあるから。(ちょっと偉そう)
いろいろ言いつつも優しいので、コールしない、ペンライト持たない、振りを真面目にやらないの三拍子が揃った私でも無事に(?)ライブ楽しめてます笑
特にペンライト持たないのとか毎回何か言われないかとビクビクしてるくせに永遠に持ってないです。いや持てよって話なんですけど笑

今思えばダンスロックバンドなんていう不思議なものを好きになったなぁと思いますね。
だけどここからいろんなEBiDANのグループも知ったし、かなり毎日が充実してます。Twitterのアカウントも新しく作ってしまったし笑
ダンスとバンドって相容れないと思ってたのにそんな固定概念を打ち壊してきたのもDISH//ですし。
ダンスの魅力もバンド演奏の魅力も、もちろん楽曲自体の魅力も一気に知ることができるのはDISH//ならではです。
この間の配信ライブで、ああこの人たちはまだまだ私たちを楽しませてくれるなということを確信しました。ショルキーだのパーカッションだのどんどん新しいことが出てくる。
まだマイナーな存在かもしれないけどいつかメジャーになるまできっと私は彼らを応援し続けるんじゃないかなぁと思います。そしてメジャーになったその先を見てみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?