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資格試験用の問題カードの作り方

いよいよ、問題カードの作り方についてお話しします。

大まかな流れはつぎのよう。

1.問題集をスキャンしてデータ化する
2.解答のデータを準備する
3.カードの枠(表、裏)に問題と解答を埋め込む
4.厚紙に両面を印刷して、カードリングで綴る

この手順を追って、作り方を説明します。

1.問題集をスキャンしてデータ化する
・テキストや問題集を複合プリンターでスキャンしてPDFを作ります。
・PDFが出来たら、そこからwordなどのテキストデータに変換します。Acrobat Proなどのソフトがあればそれでできますし、Webの無料変換ツールでもテキストデータに変換できます。


2.解答のデータを準備する
次に問題の解答とその説明や関連の情報を準備します。こころ検定2級の場合には、この情報を販売されている方がおられました。私はその情報を購入しました。お陰で効率よく学習を進めることができましたので、著者の方に感謝しております。
https://note.com/kokoro_ao/n/ndca961a408f5

3.カードの枠(表、裏)に問題と解答を埋め込む
次にExcelで印刷する用紙に合わせた枠を作り、表面には問題を、裏面には解答をデータで埋め込みます。Excelのセルを連結して大きな1セルにした方が作業が進めやすいです。PC①の場合、1セル内の改行は、shift+Enter キーでできます。以下にイメージを載せておきます。
Excelのレイアウトはカードに使用する用紙の大きさに合わせておきます。今回は電車の中でも開きやすい文庫本サイズのA6の用紙を使いました。
レイアウトとしては、カードの左側にカードリングを通すための穴をあけますので、1.5cm 程度の余白を作っておくのがコツです。裏面側は反対の右側に余白を開けておきます。
1枚目のカードの表と裏のレイアウトができたら、試し印刷をして、いい位置に印刷されることを確認しておきます。その後必要な問題の数だけコピーします。その枠に問題と解答を入れ込んでいきます。

問題カードのExcel上のイメージ

4.厚紙に両面を印刷して、カードリングで綴る
印刷する用紙はお好みのサイズを購入しましょう。私は次のサイトからA6の厚めの紙を購入しました。価格がお得ですし、割と早く届きました。
https://x.gd/H4MCo
プリンターで印刷する際には、先にすべての表面を印刷してから、裏面を印刷します。もし、解答や解説で2ページ以上必要な場合には、2ページ目は表側にデータを配置し、3ページ目は裏面側に配置します。
ExcelでA6サイズの印刷をする方法は以下を参考にしました。
https://www.tschoolbank.com/paper-size/a6/
表に問題、裏に解答が印刷出来たら、カードパンチで穴をあけます。100均のパンチを使い、上下3cmのところに穴を開けられるようカードパンチ側にマジックで印をつけました。
カードに穴が開いたら、100均で買った3cmのカードリングで綴ります。

以上で問題カードを作ることができます。
なお、この方法で作ったカードは個人での使用に限定されます。

こころ検定2級の場合には、78問あったので2冊にしました。この問題カードがあると、通勤途中などでもずっと問題練習ができるようになります。よく間違える問題には✓マークを付けておき、受検直前には念を入れて見直しをすることができるようになります。

完成した、こころ検定2級用の問題カード


こころ検定1級用の問題カード


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