尾張知哉[Kazuya Owari]|

『美しさを忘れてしまった人は 世界の果てまで旅に出なければなりません。』 ちいさな街で、ちいさなワインバー「夜間飛行」を営んでいます。

尾張知哉[Kazuya Owari]|

『美しさを忘れてしまった人は 世界の果てまで旅に出なければなりません。』 ちいさな街で、ちいさなワインバー「夜間飛行」を営んでいます。

最近の記事

「私、〇〇になります!」25歳バーテンダーの、進路決断。

25歳・個人事業主・バーテンダーの「進路相談」 すっかり、更新を忘れていたnote。相も変わらず、夜ごとワイングラスを片手に楽しく過ごしている、24歳独身男性です。 ふと気がつくと、残り一週間でbye bye 24歳, hello 25歳となります。雑な四捨五入によると、約30歳、いわゆる「アラサー」の仲間入りをすることに。「年齢は背番号(by桃井かおり)」をモットーにしている私ですから、さほど重要視はしていないけれど、25年生きてきたこの身体…と、腕をスリスリ撫でるくらい

    • 帰れない国の代りに~「リトル・トーキョー」に(勝手に)寄せて

      《言葉の実験劇場》と銘打った、コンサートでも・演劇でもないステージ《夜会》というものがある。お察しの通り、中島みゆきによるものだ。 脚本・作詞・作曲・歌・主演と、すべて中島みゆき自身がこなす、世界にも類を見ない存在の《夜会》。 《夜会》の詳細や歴史はここでは割愛するが、2019年に東京は「赤坂ACTシアター」で開催された「夜会Vol.20  リトル・トーキョー」の三回目公演に、私も居た。 みゆきの世界の、ほんのちょぴっとのところにお邪魔させていただき、やはり感動したわけである

      • みゆきと、もうひとりの私~中島みゆき『歌会VOL.1』

        四年ぶりの「歌姫」の姿は、あいかわらず神々しく、ほんとうに実在する人であることをようやく思い出すような再会であった。 《新しい服を着る季節のように、今来た道を忘れてしまう》 《枯れた枝 落とすように、悲しい人を他人のように忘れてしまう》 私にとっての、「歌姫」にとっての、それぞれのの空白の四年間の日々を想起させるような再会は、《はじめまして》という歌でなされた。 2024年1月から5月にかけて、東京国際フォーラム・大阪フェスティバルホールで挙行される『中島みゆきコンサート