ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月4日
すぎぼっくり様へ訪問
こんばんは。「ヤギの目in鳥取」です。
本日12月4日は、鳥取県は智頭町にある幼稚園「すぎぼっくり」様https://sugiboccuri.com/みんなでこそだてエピソード/にお邪魔してきました!
朝早く鳥取駅を出て、智頭町へ向かいました。電車の窓を流れる田園風景に、朝日に照らされた電車の黒いシルエットが映ると、なんとなく清々しい気持ちになりました。木々に生ったオレンジ色の柿が電車に置いて行かれ、鮮やかなオレンジ色の点が星のようにまばらに散らばっていたのが印象的でした。
9時頃にはすぎぼっくり様の集合場所「すぎぼっくりハウス」に着きました。
到着
「すぎぼっくりハウス」に着くと、早速園児たちと顔を合わせました。皆様寝ぼけ眼かと思いきや、もう元気に庭を駆け回っていました。
移動
「すぎぼっくりハウス」で2、30分程待つと、全員集合し、次の目的地まで車で移動しました。
道中木々が生い茂る山道を進むと、わずか1分ほどすると開けた場所に出ました。そこには茶色と白色の馬が2頭飼育されており、その自然の多さにとても驚愕しました。(後から調べてみた所、「在来馬の伝統耕作復活プロジェクト」https://tef-horse-plowing.jimdofree.comを行なっている場所であることがわかりました。)流石は町の93%が森林である智頭町だと感心してしまいました。
子供たちの主体性と柔軟性
本日の目的地に着くと、まず「朝の会」が行われました。(「朝の会」と「時帰りの会」を自然の中でするそうです!)
その後、子供たちの遊びが開始され、その自由さに驚きました。すぎぼっくり様では、”子供たちの主体性”を大切に考えているらしく、特定の遊びを誰かが扇動して行うのではなく、子供たちが自らやりたいことを見つけ出していました。
最も驚いたのは、子供たちが特定のグループに固まって遊んでいなかったことでした。「一つの遊びに飽きると、次の興味へ突き進む」という自己を隠さない振る舞いを全員が行うため、遊び場ごとに塊はあるものの、その顔ぶれは常に変動し流動的な小さなコミュニティが幼稚園という大きなコミュニティの中に生産されていました。そのためか、物の取り合いも少なく(そもそもおもちゃと呼べるようなものは無く、あったのはシャベルくらい。)、特定物の取り合いによる喧嘩も起きていませんでした。
「すぎぼっくりハウス」へ帰還
大自然の中「帰りの会」を済まし、「すぎぼっくりハウス」へ帰ると、流石の子供たちも疲れたのか、何人かが眠りにつきました。起きている子供たちを相手にして時間を過ごしていると、子供たちの親御様が迎えにきました。さっきまで朝だったのに、あっという間に時間は流れていました。
子供たちとお別れを済まし、私も帰路に着くと、子供たちや大自然と触れ合い、疲れてしまったのか、帰りの電車で眠ってしまいました。
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