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簡単バナナシャーベットが濃厚でリッチなアイスに!

健康的な夏のデザートを手作りしたい。そんなあなたにピッタリなレシピがこのアイス。自分のお気に入りの牛乳で作ったアイスが食べられるのが嬉しい。似たレシピはネットにも多く載っているようだが、私は調理用シリコンバッグのおすすめレシピ集で始めて知った。

単純なレシピなので時々友達にもおすすめしてきた。でも作る途中の工夫を一つ一つ丁寧に伝えないこともあり、「作ってみたけれど思ったより上手くいかなかった」と言われることもあった。そこで今回レシピからの改良点や工夫を整理してみる。

#1. 新鮮なバナナを使って、必要な分だけ作る
 甘さを求めると完熟のバナナを選びたくなるけれど、このデザートはとにかく色が悪くなりやすい。凍った直後は淡い色でも翌日には表面が一気に黒ずみ始める。一日で食べ切るなら、熟したものを使うのが良いが、新鮮なものを使えば2、3日後も黒ずみは少ない気がする。見た目は味覚にも影響するので重要(ちなみに、色が変わっても味は落ちないよ)。なので一度に大量に作ろうとしないこと。そして空気に触れる表面積の少ない容器で作るのが良さそうだ。

#2. できる限りバナナを細かくつぶす
 シリコンバッグはバナナを手で潰すのに丁度良い。固形部分が見えなくなるまで潰すと、仕上がりが滑らかになってアイスクリームの食感に近づく。シリコンバッグの代わりに、ジップロックのような強いビニール袋で代用可能と思うがマチがある袋の方がやりやすいかも。ちなみに、バナナの先端の中心にある黒い芯が入ると味が落ちるので、取り除くのを忘れずに。

バナナ2本分を入れたシリコンバッグ
手でつぶすとこんな感じ

#3. 冷やしすぎない
 レシピには冷凍庫に3時間以上と書いてあるけれど、4、5時間冷凍庫に入れたままにすると実は食べられない。というのも金属のスプーンでも削り出せなくないほど固くなってしまう。3、4時間経って一度触ってみて、ひと通り固まったなと思ったら、冷凍庫から取り出して、冷蔵庫に移動する。冷蔵庫のチルド室や扉から遠い場所に置くと丁度いい硬さに保てて、取り分けやすくなるだけでなく、ミルキー感が戻り、味も濃厚になる。リッチなアイスクリームと呼べる味になる。

温度が少し高いとミルク感が増してアイスクリームに

#4. アーモンドで食感を足す
バナナを綺麗につぶすと滑らかさは上がるけれど、このままでは食感が単調だ。ナッツ類が好きな人は、アーモンドなどをナイフでスライスして入れることをお勧めする。もともとバナナとアーモンドは相性抜群。直前にスライスされたアーモンドはカリッとした食感が格別だ。

アーモンドをナイフで細く切る


バナナとアーモンドの相性は抜群

#5. レーズンやプルーンを入れて刻んで入れる
レーズンやプルーンはまろやかな甘みがあって、はちみつを増やすのとは違う奥深さが出る。リッチなアイスクリーム感も増す。こちらは冷凍庫に入れる前に混ぜても後から入れても良い。ただ先に入れる場合、レーズンの比重が大きく下に沈みやすいので、取り分けるときは注意して。できる限り小さく刻むと少し沈みにくくなり、味も染み出しやすくなる。

レーズンやプルーンとも合う

上記の5点でアレンジを加えるだけで、4歳の娘が大好きなリッチなスイーツになった。これから暑い夏、ぜひ皆さんもお試しください。

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