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PlayFab Meetup #4 を主催 & 登壇しました

2020年7月26日に PlayFab Meetup#4 を主催 & 登壇しました。

どんなイベント?


Microsoft が提供する Azure のサービスのひとつに PlayFab というゲームの開発や運営をサポートしてくれる強力なバックエンドサービスがあります。


そんな PlayFab を使っている、もしくは使ってみようかなと考えているユーザー同士で交流したり、知見を共有したりするユーザーイベントが PlayFab Meetup です。

また今回の開催については第3回から引き続き、太田情報商科専門学校様に多大なご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

登壇者と登壇内容について

今回は4名の登壇がありました。
UnityAds と PlayFab を連携する話、ガチャの実装の話、ランキング機能を使ってみた話など、PlayFab の実践的な使い方の話が盛りだくさんで、僕にとっても大変勉強になりました。

僕自身は入門者の方に向けた PlayFab の簡単な紹介と、Unity で PlayFab を使っている方向けに C# SDK の紹介の LT を行いました。

今回の登壇者の方々の資料はこちらでご覧いただけます。

自分の登壇内容について

入門者の方向けの PlayFab の話は今回入門者の方向けの話が少なかったので急遽スライドを用意して差し込んだのですが、わかりやすいと言っていただけて安心しました。思い返してみればこのテーマでこの1年間何度も喋っていましたね…w

C# SDK については「Unity から PlayFab の API にアクセスすると、コールバック地獄になりがちでしんどい…」という声を聞くことも増えてきたので、こういう解決方法がありますよということで紹介させていただきました。

PlayFab の C# 用の SDK は Unity SDK と C# SDK の2種類存在しています。

Unity SDK は Unity 5 移行の Unity をサポートしていて、プラットフォームも(多分)すべてのプラットフォームで動くようになっています。
ただその代償として API コールの処理をコールバックで書いていかなければならない作りになっています。

それに対して C# SDK は Unity 以外で使うことを想定している SDK なので、本来は Xamarin や WPF などのアプリケーションや、サーバーサイド(ASP.NET Core や Azure Functions)などで使うのが一般的です。しかし最近の Unity では C# SDK を使用することも可能です。またこれを使うことで API コールの処理を async/await スタイルで書いていくことが可能になるのでコードが非常にすっきりします。

ただし C# SDK は Unity に最適化されていないため、Unity SDK と違って対象プラットフォームによっては動かない場合もあります。具体的には WebGL では動作しません。自分が試した範囲では Windows / iOS / Android などでは問題なく動作しました。(HttpClient が動作する環境なら動きます)

これらのプラットフォームでだけ動けば問題ない場合は、Unity SDK ではなく C# SDK の利用も検討してみていただくと幸せになれるかもしれません。

今後の PlayFab Meetup について

PlayFab Meetup は今後も四半期に一度を目安に定期的に開催予定です。次回は10月か11月頃になりますね。

現在イベントや PlayFab を一緒に盛り上げてくださる方を募集しています、興味がある方はこちらからコミュニティの Slack へご参加ください!


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