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どんな強みが活かせそう?

自分は何が好きで何が得意か、どんなことを成し遂げたいのか。答えに辿り着くまで時間がかかる。そして、きっと一生探し続ける。

人生は選択の連続で、特に進路や仕事などを選ぶ時、自分と向き合わざるを得ない。自己分析をするために身近な人に自分の長所を聞いてみるのも有益だ。私の場合、思いやりがある、人のことを優先できる、向上心があるなど、何とも抽象的でどう仕事や生き方に結び付けたらいいか分からない長所が挙げられる。

そんな中、ようやく分かって楽になった考え方がある。
自分がプレイヤーや主人公にならなくてもいいということ。
能力には限界がある。人には向き不向きがある。
人と組んで得意分野を生かし合った方が、可能性を最大限に引き出せ、世界が広がるのではないだろうか。

心遣いや思いやりは、教えたりコーチングしたり健康管理したりする共感力を必要とする分野で強みとなる。確かに比較的自然にできることがある。

以前書いたCRMの記事で、リソースマネジメント、タスク分配、チーム作り、フォロワーシップについて触れた。


仕事のみならず、家庭にもCRMの考え方は通じる。得意分野を得意な人が受け持ち、効率や生産性を上げ、チーム全体で遠くへ行けるほうがいい。

“Love does not consist of gazing at each other, but in looking outward together in the same direction.”                 ― Antoine de Saint-Exupéry

Greg McKeown, Essentialismでは、無駄を捨てて本質に集中することが成功や幸せにつながると述べている。

全てはできない。
できないことや大事ではないことに常に囲まれた状態にしておくのは精神衛生上良くない。
自分や家族の幸せと健康のために何が不可欠か見極める。
引いて対局を見て、本質をアップデートする。
全てやろうとせず、秀でた特定のことだけを実行する。
本質的なことで日課を確立し遂行する。
シンプルな状態にし、愚直に継続する。
より少なく、より良く。

優しさが自分の強みなら積極的に人のサポートを選んでもいい。仕事にもなりうる。チームで成功するのも自分の成功だ。チームの幸せは自分の幸せ。


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