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台湾隔離生活日記 / 入国までの流れ

羽田空港は本当に閑散としていました。

東京発台湾行のLCCはすべてキャンセルになり、ANAもしくはJALのみの運航となっていました。現在台湾は日本からの渡航者や日本人に対して以下のような入国制限措置をとっています。

3月19日から,外国人は,居留証,外交,公務の証明,あるいはビジネス上の契約履行等の証明がない限り,一律入境を禁止する。3月24日から当面の間,航空機のトランジットを禁止する。

私が乗った飛行機は羽田空港から台北松山空港行きのJAL97便です。上記の通りノービザでの入国は禁止されているため機内はかなり寂しい様子でした。

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周りに誰も座っていません。後部座席にはちらほら。

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(ちなみに機内では映画「屍人荘の殺人」をみました。兄に進められて半信半疑で見ましたが浜辺美波ちゃんが可愛いすぎるし、終始目が離せない展開でドキドキしました...♡)

機内では、入国カードと合わせて「防範嚴重特殊傳染性肺炎入境健康聲明暨居家檢疫通知書(健康宣言と家庭検疫通知書)」×2枚と「體溫及健康狀況紀錄表(体温と健康状態の記録表)」×1枚の3枚組の用紙が配布されました。

「防範嚴重特殊傳染性肺炎入境健康聲明居家檢疫通知書(健康宣言と家庭検疫通知書)」×2枚

2枚記入します。1枚は回収されもう1枚は控えです。

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「體溫及健康狀況紀錄表(体温と健康状態の記録表)」×1枚
日々の健康状況を記入していきます。どこで回収するかは現状不明。

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飛行機から降りると入国審査の前に通常とは異なる手続きがありました。入国審査まで3つの段階を踏みます。

1.検温
2.検疫通知書のオンライン登録と提出

機内で配布された3枚組の用紙をもって列に並びます。1.5m間隔でテープが貼られていました。順番が来たら通知書に記入した内容を担当の方と1対1で確認しながら、オンライン上に入力していきます。2つのPCを挟んで向かい合い、入力中の内容を目の前のデスクトップPCで確認しながら進行しました。英語も中国語もままならない私ですが幸運なことに日本語が話せる担当者さんだったので助かりました。おそらく通常ではその場で記載の携帯番号に電話をし連絡先が間違っていないか確認するのですが私の場合その場にsimカードがなかったため、会社に電話してもらいOKでした。そして最後に別の担当者の方がもう一度書類の2次チェックして終了です。

3.再び検温

1-3が終わったら通常通り入国審査です。待ち時間はなかったもののいつもより時間を要した気がします。その後は手荷物を受取り税関での手荷物検査を受け到着ロビーにつきました。

出るとすぐにタクシーを利用するか確認されます。タクシーも政府指定の専用タクシーを利用する必要があります。用意されたデスクに案内され、名前、パスポートNo、携帯電話番号等を記入する用紙とタクシーの運転手さんに渡す用の行き先カードに必要事項を記入し、タクシー乗り場に案内されました。

空港からホテルまでの流れは以下の動画を参考にしました。

ホテルに到着すると、3人の防護服を着た方々に案内され、全身にアルコールを浴び、靴の上からビニール袋をかぶすように指示を受け、ルームカードを受け取り部屋に向かいました。1メートル以上離れたところから会話し、一度も接触せず手続きが完了しました。

後日ホテル内の様子も記事にしたいと思います。今日は疲れたのでおしまい。

バイバイ



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