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2022/11/19 制作18日目

いつか終わるこの制作に対して、ほんの少しの寂しさを感じます。
「これが終わったら何をしようか?」と少し考えてしまうことがあります。
私にとって書く行為は気持ちを整理する手段として、思っていたより有効だったようです。

まだ折り返してもいないつもりです。終わりは1月の半ば頃だと思います。
「そこが授業の終わりだから」という単純な理由です。
つまらない終わりだと思います。
とはいえ、「かく」きっかけになった良い機会であったとも感じています。
「かく」が私の世界を私に見せてくれているからです。
そして、私の心は思ったよりも変化していて、その変化はそこまで真っ黒ではないことも教えてもらえたからです。

私は私の世界がそこまで好きではありません。
それは今も変わりません。そうであったとしても、私の世界には私の世界にしか存在しえない姿がありました。
それは嫌いだからこそ出せる色であり、私しか知らない世界です。

「かく」はそれを少しだけ伝える手段になりつつあります。
「完璧な伝達は存在しない」という考えが変わることはありませんが、そうであったとしても、「こうなんだ」と言うことと、「こうなんだね」と聴いてもらうことはできるでしょう。
わかっていてもわかっていなくても、どこまでいっても人間同士のコミュニケーションはそういうもので、それでいて美しいと感じます。

19日目 進捗

鳥のようなイメージを適当に広げます。
形の歪みを面白く感じ、そのままにしてみたり塗りつぶしたりしました。
子どもの落書きと同じなのですが、遠目に見たときに「青」に見えれば良いと思ってやりました。
私としては、近くで見たときに何かだったとしても、遠目に見てわからなくなってしまって、それが全部空に溶けてしまっていればそれで良いのです。
むしろそれを目指していて、「青」や「空」を目指して描いています。本当の何かは近くで見たときだけにわかれば良いのです。
私の心はまさにそうであり、人間そのものがそれだと感じているからです。
明日もう少し隙間を埋めたいと今は感じています。

そういえばペンの替え芯を買い忘れました。
だからまだ、空を描いているのです。なるようになりますね。



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