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2022/11/16 制作15日目

寝坊をしました。授業が始って5分後に目が覚めました。
急いで布団の中からzoomを繋ぎました。
オンライン授業の良いところです。

家から出ることに使う労力について、考えることが多いです。
「今日の天気は雨だから、服はこれで靴は……」
「この色だったらこの上着で……」「あ、化粧しなきゃ」
とか、結構色々考えていたんだなと思います。
例の病が流行する前は、そんなに負担に思わずにこの作業をこなせていたように思います。一度この労力に気づいてしまうとダメですね。
一歩も外に出たくなくなります。
家の外の刺激の多さとその負担に気づいてしまったのも良くなかったのかもしれません。気づかない方が上手くやっていけたんだと思います。

とはいえ、服が嫌いなわけではありません。むしろ好きです。
私にとって服は、社会の刺激から身を守るための鎧でもあると思っています。私の好きな色や柄をまとって、アイデンティティを見失わないようにしています。
何となく不安な時は、好きなバンドのTシャツを着ています。
これを着れば自分が守られているような感覚になります。
ついでに、何となく身が引き締まります。「私には彼らがついている」という不思議な高揚感と「今なら大丈夫だ」という気持ちも湧いてきます。
そんな大事な盾に汚れがついた時は、激しい後悔に襲われました。
こうなると防御力も大きく下がるわけで、それを考えると、むしろこのTシャツは非常に脆い装備だったのかもしれません。
それでも、私にとっては「天空の鎧」みたいなものなのです。

15日目 進捗

折れたペンはやっぱり描けなかったので、少し考えてから空になるような気がする部分に手を伸ばしました。
何となく飛行船のようなものを描きました。
形が歪んでいて面白かったので、模様をつぎはぎに足してみました。
これはやっぱり心象風景で、飛んでみたいとか乗ってみたいといった気持ちの表れのような気がします。船は好きです。
ゆっくりと進んでいくものに対しては、手を振って見送りたくなります。
何となく、応援したくなるのです。

引いてみると、少し大きく描きすぎな気がしました。こういう日もあって良いと思っています。
明日はどうなるかまだわかりませんが、また空をやるような気がします。
頑張って進んでいこうと思います。



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