2023/01/12 制作72日目
この前友人に、「ライブ帰りにその人の曲聞く？」と尋ねられたことを思い出しました。ちょうど今日この話をしたのです。
私とその友人は、「絶対に聞かない」という感じです。
理由は簡単。その記憶を忘れたくないからです。
その人の別の音を入れることで、この記憶が上書きされてしまうのです。それをしないために、絶対にその人の音を入れないで過ごしています。
ライブ後数日はそんな感じです。
逆にすぐ聞く方もたくさんいて、そうやって浸っているそうです。面白いな、と思います。そっちの方が思い出せるそうです。
多分、これって「忘れたくない」のか「思い出したい」のかに依るんじゃないですかね。他にも色々ありそうですが。
私にとって、記憶は心に根付くようなもので、思い出すことは忘れることとセットになっています。思い出したくもないし、忘れたくもないのです。
多分何かを忘れていても、その時感じた事とか、そういう記憶は私の今に結びついていて、私を構成しているように思います。
そうなってくると、思い出すというのは「一回忘れたことをもう一回引きずり出すこと」になってしまいます。その「忘れる」が嫌だからこそ、今この時をなるべく愛していようと思うのです。きっと今、たくさんのことを忘れてしまっているし、記憶はそういうものだと思うけれど、それでも仕方がないし、その欠片はきらきらと今に生きているのだと感じています。
そういう風な過ごし方もあれば、そうじゃない過ごし方もあるし、それぞれがそれぞれの日々を生きていて、そういうことに思いを馳せること自体も楽しくて好きです。
人それぞれですね。
波をより波らしく立たせて、空を少しいじるとちょっとした流れのようなものが見えてきました。
空が落ちてきたみたいで面白いです。
海が空に昇っていったようにも見えてきます。
水の話で言えば、そういうもんでもあるかもしれません。
買ったピンク、まだ使ってないです。
明日は使うかもしれません。
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