2022.7.1 【ISM製造業指数】

ISM製造業景況感指数‥
米国の製造業の景況感を示す指数のこと。300を超える製造業企業にアンケートを実施し、回答結果から指数を算出。一般に、数値が50を上回ると景気拡大50を下回ると景気後退と判断されます。
前月比で改善したか?が注目されます。
☆新規受注
☆生産
☆雇用
☆入荷状況
☆在庫
などいくつか項目があります。

【今回の内容】
ISM製造業景況指数の6月分は53.0と、5月56.1から低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年6月来で最低となった。重要項目である新規受注は2020年5月来初めて、50を割り込み、活動の縮小を示した。雇用も47.3と2カ月連続の50割れで2020年8月来で最低。FRBの積極的な金融引き締めで景気が冷え込みつつあることが改めて確認された。

【その他のニュース】
・米半導体大手マイクロンテクノロジー決算内容
マイクロンが前日発表した第4四半期(6─8月)の見通しは、売上高と利益見通しが市場予想を下回った。地政学的情勢と個人消費の低迷が同社の半導体メモリーに対する需要の重しになる可能性が示された。これを受け半導体株はほぼ全面安の結果に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?