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今話題のノーコードAIツール「Dify」とは?

はじめに

みなさんこんにちは。うおくんです🐟
AIの波が初めて来てから少し経ちましたね。未だにどんどんと新しくclaude3やchatGPT-4oなど様々なLLM(大言語モデル)が登場し日々キャッチアップに追われています💦
そんな中ついに来ました!ノーコードツール「Dify」このDifyとにかくすごいみたいなんです👀

じゃあ具体的に何がすごいの??ということで今回は今話題になっているDifyについて初心者の方向けにわかりやすく紹介しようと思います!

今まではAIを使うとなるとエンジニアの中でも専門知識を要する機械学習エンジニアやAIエンジニアなどしか扱うことができませんでしたが、なんとノーコードのDifyの登場によってエンジニアではない初心者でも簡単に扱えるようになったのです!

Difyの特徴

Difyのホームページ


1. 直感的なUIで簡単にオリジナルなAIが作れる!

Difyの特徴としては直感的なUI(見た目)で簡単にオリジナルなAIが作れるというところです!

Difyの操作画面

Difyは何枚かのカードを繋ぎ合わせるだけでAIを開発できるようになっています。すごい便利ですね!
下の写真を見てもらえると分かるかと思いますが、最初はStartというカードから始まり、最後はAnswerというカードで終わります。

DifyのAI開発フロー

何かAIに与えたテキストや画像がStartから入り、左から右へ流れて最後のAnswerで出力されるということですね
その間にあるWorking PlanningやGenerate App Nameなどが実際にこのAIが行っている処理になります
ここでは詳しくは説明しませんがこのような形で動作を表すカード(ノードと呼びます)を繋げていって処理を渡していき、AIを直感的に作れるというのが今回のDifyのすごいところです

2. 複数の言語モデルを併用できる

Difyのホームページ

AIというのは一つの言語モデル(LLM)を使用して入力と出力を行うものが多いです
しっかりとした機械学習エンジニアやAIエンジニアがいればまだしも、やはり複数のモデルを組み合わせて新しいものを作るのはエンジニアリングの知識を必要とし今まではハードルが高かったのです。しかし今回のDifyでは複数のモデルを組み合わせ新しいAIを作成することが簡単にできるようになりました!
モデルにはそれぞれ得意不得意があります。それはモデルを作成するときに使用する学習データの特徴や隠れ層の数などから変わってくるのですが(人間でも数学が得意な人と漢字が得意な人が分かれるように)それを各々得意な分野を得意なモデルが補い合うことで出力の精度をさらに向上させることができます!
↓こんなかんじ?

LLM達が手を取り合ってる(イメージ)

 3. RAGが使える

これが個人的に一番よかったポイントですd(^_^o)  
RAGとはRetrieval-Augmented Generationの略で、簡単に言えばchatGPTなどのAIをあなた専用のAIにできますよというものです chatGPTやclaude,geminiなどLLMを使ったことがある人なら誰もが思ったこと。それは「自分専用のAIアシスタントみたいにパーソナライズされた提案してくれないかな」だと思います なんとそれを実現してくれるのがこちらのRAGというエンジンです! まさに神

RAGの仕組みとしては

(既存のLLM)+(自分専用のデータ×検索エンジン)

という説明がわかりやすいかなと思います
自分用のデータというのはAIに学習させたいデータです。企業のデータでもいいし個人のデータでもなんでもです。さらにそこからベクトル検索を用いて(Difyではベクトル検索の他に全文検索というものも簡単に使えますが今回は省略します)欲しいデータを検索して取ってきます。
ベクトル検索に関しては説明すると長くなるので今回は省きます
今回のDifyでいうとAIがその検索する単語の意味合いも考えてデータを集めてくれるというのがベクトル検索です

さらにベクトル検索で取得したデータをLLMを用いてうまく出力する
ということを行い、まるでAIがあなただけのためにパーソナライズされたように振る舞います

RAG

4. とにかくデプロイが簡単

とにかくデプロイが簡単なのも魅力です。
Difyは作成したアプリを
・webアプリ
・サイト埋め込み
・API
として公開できます!しかもワンタップで!
スピード感を持って実装からリリースまでできるのはすごい良いポイントですね

その他

料金

Difyの使用料金です。200回分のGPTは無料枠として使えるので試す場合は一旦無料で試し、もし無料枠以上のことが必要ならプロに移行する形で十分だと思います
また商用利用も可能になっているみたいです。これは嬉しい

まとめ

いかがでしたでしょうか?高度な専門技術を持っているエンジニアしか触れなかったAI開発において、今全世界の人が自由に開発できる環境が整いつつあります。それがDifyの凄さです
将来的には個人個人が自由にAIを使いこなせる世界が来るのかもしれませんね🤖

今回は概要だけざっくりと書きましたが、まだまだ
「Difyでは具体的にどういうことができるの?」
「Difyはどういった手順でAIが作れるの?」
「Dify何が作れるの?」
「Difyや機械学習を扱う上でどういった知識があるといいの?」
「LLMって何?ベクトル検索ってどんなことしてるの?」
など誰もが最初はつまづくであろうポイントを今後もどんどんと発信していきますのでよければフォローよろしくお願いします😌
時代に取り残されないように一緒にAIを活用していきましょう!!

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ご愛読ありがとうございました!

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