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節約の本当の「価値」とは。お金があっても幸せになれない理由。

正直、ほとんどの人がジレンマを抱えてるテーマが、もっと楽しく生きたいけど、お金は使いたくないってやつだと思うんよね。

なんとなく日々つまらなくて、楽しいことがしたいんだけど、何かをするにはお金がかかる。でも、先行きも不透明だし、できる限りお金は使いたくない。そんなモヤモヤを抱えながら生活するのがそろそろしんどい。なんか魔法みたいなものないかなーっていうのが本音のところ。

じゃあ、それを魔法以外で解決するにはどうしたらいいのか。それを紐解く鍵は、「なぜ人はお金を使うのか」ってとこにあると思うんよ。

言ってしまえばシンプルで、モノを買ったりサービスを使ったりすると、瞬間的に「快楽」が得られるじゃない。だからみんなお金を使うんよね。でも、もしそれが目的なんだったら、その「快楽」がより少ないお金とリソースで手に入れられた方がお得じゃない。

そう考えると、消費の本質って「いかに少ないお金で快楽を得られるか」に尽きると思うんよ。

たとえば、電車に乗らないで一駅歩いて帰ったとき、「なんか得したな」って感じる。これって、「電車代を節約したぜ!」っていうのが、自分の中で勝利感みたいなのを生んでるんよね。

別に、歩くこと自体はたいしたことじゃないんだけど、「これ電車使ってたらお金使ってたな」って思うと、妙に気持ち良かったりするじゃない。そういう「気持ちよさ」が消費した時に感じる満足感と同じように「快楽」を生んでるんよね。

あと、「舌が肥える」っていう現象もなかなか怖いなって思うんよ。

普段から高級料理ばっか食べてると、無意識のうちに「美味しい」のハードルが上がって、コンビニのサンドイッチとか、普通の定食屋さんのご飯を美味しいと思えなくなるんよね。

皮肉にも、贅沢なものを知ると、日常がどんどんつまらなくなる。

だから、実は節約して「これで十分」って思える人の方が、日々感じられる満足感が高くなるんだと思うんよね。

それに、何かを買った時の「快楽」って、必ずしも「消費した額」に比例するわけじゃないじゃない。

むしろ、消費することに慎重になって、「お金を使わずに楽しむ」ってことができるようになると、日常の生活からで感じる満足感は高くなるんだと思うんよ。

節約してる人が普通の人よりも幸せを感じてるのって、ここにヒントがあるんじゃないかと思う。

彼らは電車代を節約したり、安い食材で美味しい料理を作ったりして、「これでお得だな」とか「こんなに安く済んじゃってラッキー」とか感じてるわけじゃない。

これってある意味「ゲーム」してる感覚と同じだと思うんよ。「いかに低コストで最大限の快楽を得るか」っていうクエストをこなすことで、小さい勝利を得て、それを毎日の生活の中で積み重ねていく。

逆に、いつもお金をかけて贅沢なものを求めてると、普段の生活がどんどんしょぼいものに感じちゃう。

「もっといいもの」を求めてどんどん上を目指しちゃうと、結局そのレベルに慣れちゃって、少しでも下回ると今度は不満が出るようになっちゃうんよね。

そうなると、どんどんお金を使って、どんどん消費して、でもなんか満たされないっていう状態に陥る。「舌が肥える」っていうのはまさにこういうのの象徴よね。

だから、いかにしてお金をかけずに楽しく生きるかゲームをすることが、楽しく生きるための合理的な戦略だと思うんよね。

そのゲームにやりがいを感じてくると、自然と「何かを買いたい」って欲望も薄れてくる。だって、結局のところ、消費って「快楽」を手に入れるための一つの手段で、それ自体が持続的に幸せをもたらしてくれるわけではないじゃない。

むしろ、節約して「こんなに少ないお金でこんなに楽しんでる自分すごくね?笑」っていう感覚をゲットする方がずっと楽しいし、続くと思うんよね。

だから、お金を使わずに楽しむってことが、人生を一番楽しめる方法ってことなんじゃないかな。消費に頼らないで楽しめる方法を知ってる人こそ、日常生活の満足度が高いし、結果的に幸福度も上がるってことよね。

あれ、なんかこのゲーム最強じゃない?


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