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花束みたいな恋をした、をBGMがわりにして眠る夜

この記事のタイトルを見てちょっと嫌な気持ちになった方がいたらすみません。私はこの映画が大好きで20回は観た。原作だって読んだし読めば映画の映像が頭の中に再生されるくらいには観た。それくらい大好きな作品だ。ここまでくると台詞を覚えたり作中に出てくる小説や音楽に浸っていたり日常生活が“花束みたいな恋をした”で染まる。けして“花束みたいな恋をした”のような恋愛をしたいわけではなくただこの世界観がすごく好きなのだ。

例えば、私は絹ちゃんの考え方や生き方がとても好き。ただ単純に趣味が合うのかもしれないけど今村夏子の作品は好きだし舞台や演劇だって大好き。あとは絹ちゃんがラーメンブログやってるように私も映画やドラマのレビューを書くのが好き。

2人がやっていた映画の半券をしおりがわりにしていたのには感動してすぐ真似した。麦くんのガスタンク好きにも心惹かれガスタンクを見に行ったりもした。カラオケのシーン好きすぎて今では「クロノスタシス」と「NIGHT TOWN」は私の十八番だ。今村夏子のピクニックが気になり過ぎて買って秒で読んだりもした。麦くんの「電車に揺られていたら」という言葉選びが好き過ぎてついたくさんつかってしまう。

こうして私は“花束みたいな恋をした”で染まっている。いつか聖地巡礼もしてみたい、てか絶対する。

この感覚と同じで「明け方の若者たち」も大好きだ。映画はもちろん原作が大好きで何週もした。実際、恋人も好きな映画なので“明け方ごっこ”という遊びをやったりしている。餃子の王将に行って実際に中国語クイズ?的なことをやったり個人的には目覚ましをキリンジのエイリアンズにした。

映画や小説はその物語のなかにどっぷり浸れるからその時間が好き。特に好きな作品は何十回でも観てしまう。そして自分の生活までも変えてしまう作品は偉大だ。これからも素晴らしい作品が増えていくんだろうなと思うと生きるのが楽しくなってくる。


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