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東京都の卵子凍結助成金事業

東京都が加齢を理由とした(非医療)卵子凍結の助成金事業を発表した。今週そのオンライン説明会が行われている。

私は2回目の卵子凍結を検討しているので、昨日のオンライン説明会に参加した。2時間のオンライン会議とは、なかなかの長丁場である。

と言っても出欠確認で、1時間を要するというものであった。説明会に参加し、卵子凍結を実施後、アンケート調査に参加するというのが助成金支払いの条件であるから、説明会の出席確認というのは重要であったのだろう。

クリニックで卵子凍結をする人は36歳から38歳が多いらしい。私もそこに該当しているが、説明会の参加者の中にはだいぶ若そうな人もいた。そもそも対象が採卵を実施した日において18歳から39歳なのだが、10代が含まれているというのはなんだか若すぎるというか、なぜその年齢を対象としたのか個人的には理解に苦しむ。18歳に採卵して何年間保存し続ける計画だろう。年間の保管料とか考えているのだろうか。

20代であっても妊娠する確率はそう高くはないし、30代になったからと言って急に妊娠できなくなるわけではない。だから10代も含むのだということだろうか。

10代の頃の私は妊娠なんて全然考えてもいなかったし、結婚もしたいと思っていなかった。将来のキャリアについて、どうするべきかそれだけ考えていた。20代だってそうだ。

今の年齢であっても、膣からの治療を受けなくてはならない、卵子凍結に関するプロセスには少なからず抵抗はある。でも今はそんなこと言ってる場合でないし、自分のために卵子凍結が必要だからと割り切ることができる。

助成金申請に当たってもそうだが、卵子凍結をやる意味、やるタイミングについて、十分に納得をしてから進めることがすごく大事だと改めて感じた昨日の説明会だった。

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