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防衛省の大規模接種センターで『新型コロナウイルスワクチン』を接種してきた(1回目)のでレポートするよ

2021年6月17日から、防衛省が運営する大規模接種センターにて18~64歳の人でも『新型コロナウイルスワクチン』が接種できるようになりました。

僕の住んでいる自治体は6月上旬から18~64歳を対象にワクチンの接種券を配布していたため、運良く対象拡大2日目となる6月18日に予約が取れ、今日無事に1回目のワクチンを接種してきました。

大規模接種センターでワクチンを接種したブログ記事はほぼないと思うので、できる限りで接種の流れなどをまとめていこうと思います。ブログに書いてない理由は察してね。

※この記事はワクチン接種の是非やワクチン自体の是非について意見を主張するものではありません。

まずは予約

防衛省の大規模接種センターは東京・大阪に設置されていますが、この2会場でワクチンを接種する場合は事前に予約が必要です。予約方法についてこのnoteでは解説しません。

リンク先に書いてあるとおり、予約するには接種券番号を持っていることが必須。自治体によっては接種券の発送に先駆けて番号のみを通知しているケースもあるようなので、ここは住んでいる自治体次第ですね。

僕の場合は接種券本体を持っていたためスムーズに予約することができました。

東京駅からバスに乗って接種センターへ

ここからは接種日当日の様子を紹介していきます。

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JR東京駅から接種センターへ向かう場合、無料のシャトルバスが高頻度で運行されています(5分間隔くらい)。

シャトルバス乗り場に最も近い改札は「丸の内南改札」。大きい駅なだけに改札の数も多く迷いそうですが、JR東日本の協力もあってか駅構内の各所に分かりやすい案内が掲示されているため、迷うことはほぼ無いと思います。

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丸の内南改札を出るとすぐにシャトルバス乗り場への大きな看板が設置されています。スタッフの方が声を出しながら乗り場への道を案内しているので、こちらも迷うことは無いですね。

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観光バスが多く止まるゾーンにシャトルバス乗り場があるようです。

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こちらがシャトルバス。都バスやはとバスの余剰となっている車両をシャトルバスに流用しているようで、このセンターでの接種にかなり力を入れていることが分かりますね。

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だいたい10分ほどバスに揺られて、会場となる大手町合同庁舎3号館に到着しました。

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行きのバスは比較的遠回りしている印象だったので、健康な人の場合は徒歩の方が早く着くかもしれません。時期もあってか年配の方の乗車が多かったので、そもそもそういった人向けの交通手段なのかも。

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そんなこんなでセンターの受付に到着しました。接種対象が拡大された6月17日はそれなりに報道の人もいたようですが、2日目となる今日は報道関係の人は少ない印象を受けました。

接種の流れ

受付からは写真・動画撮影がNGなので、ここからは文字で解説していきます。

大まかな接種の流れはこんな感じでした。

1. 受付
2. 待機列に並ぶ
3. 予診票の確認
4. 予診
5. ワクチン接種
6. 2回目接種の予約
7. 重篤な副反応が起きないか待機
8. 退場

受付の前にはおおよその所要時間が書いてあって、この日は40~45分ほどの表記。僕はスムーズに進んだので40分かからなかったくらいです。

まず受付で「予約しているか」「接種券はあるか」「予診票は記入されているか・あるか」「身分証はあるか」「体温は平熱か」などの確認を受けます。正確には数えていませんが大体30レーンほど受付があるので、ここで詰まるようなことはなくスムーズでした。

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受付が済むと必要書類と「ワクチン接種の手引」をクリアファイルにまとめてくれるのですが、これ以降はこのクリアファイルの色によってルートが完全に分かれます。

・青色
・赤色
・黄色
・緑色

の4色で、おそらく基礎疾患の有無や年代、問診票を書いているか否かなどで分類されているんだと思います(僕は青色でした)。ちなみに予診票を書かずに来てしまった人は待機列に並ぶ前に記入するブースが用意されています。

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3分ほど待って、スタッフの先導でビルに入り予診票の確認と予診が行われます。
ここは「予診票に記入がされているか」「予診票の内容を理解しているか」「今日の接種は問題ないか」などを確認するところで、青色のファイルを持っている人用ルートでは8レーン用意されていました。

ここまでで個人的にすごいなと思ったのが、ほとんど止まることなく接種まで事が進んでいること。それぞれのセクションに10人ほどスタッフの方がいてマンツーマンに近い形で誘導してくれるので「少ないスタッフを多くの希望者が取り合う」というようなことが起きにくくなっていたんですよね。全イベント見習ってほしい...。

予診が終わるといよいよワクチン接種に入ります。青ルートの場合は接種ブースは全部で12つあり、簡単な注意事項のあと接種、予後についての説明、という流れでした。

個人的な感想ですが、注射時の痛みはほぼ無く、注射針が刺さるときに一瞬チクっとしたかな程度。ワクチンが身体の中に入っていく感覚もなく、ブースに入ってから1分ほどで接種は終わりました。

基本的には左肩(左利きの人は右肩)に打つことになるのと、二の腕をすべて出して接種することになるので、半袖・タンクトップで行くとスムーズな接種になると思います。

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接種が終わると予後観察時間(15~30分)に入るのですが、その前に2回目接種の予約ができます。ごく当然の話ですが、1回目を大規模接種センターで受けた場合は2回目も同じ会場で受けることになるので注意しましょう。

今日時点では最速7月19日に2回目の接種ができるようだったので、曜日や時間を選ばなければ理想の接種間隔である4週間後に受けられるはずです。

予約が済むと予後観察のための待機ルームに通されます。年配の方が多い時期だからか、特殊詐欺への警戒を呼びかける映像が多く流れているのが印象的でした。

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予後観察のための待機時間を問題なく終えると退室・帰宅できます。

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帰りのシャトルバスははとバスでした。色々な事業者がこの接種センター運営に協力しているんだということがよく分かった瞬間です。

副反応について

多くの人が心配しているであろう副反応についてですが、このnoteを書いている現在は「注射部周囲の筋肉痛のような痛み」があります。だいたい接種後2時間経過してから痛みが出始めていて、注射部を押すと痛みを感じるな~という感じ。

会場でも医師に言われましたが、2回目の方が副反応(熱や頭痛、関節の痛みなどが強いようなので、休前日であったり接種翌日を休みにするなどしておいたほうが良いと思います(僕は休みにした)。

予想以上にスムーズだった

こんな感じで、今回は大手町にある自衛隊運営の大規模接種センターで「新型コロナウイルスワクチン」を接種してきた様子をまとめてみました。

区の医療機関よりも1ヶ月早く受けられる!ということでセンターでの接種を選択しましたが、国が(防衛省が)運営している大規模施設かつ緊急事態ということもあってか、接種~退室までのフローが非常に整っていて、医療機関で接種するよりも打ち手・打たれ手の双方がストレスを抱きにくくなっているなと感じました。

個別接種とワクチンの製造会社が違うことや、そもそも集団で集まるところに行きたくない...など色々な考えがあると思いますが、個人的には接種センターでの接種を選択してよかったなと思っています。

チラッとスタッフの方に聞いたところ、若年層への予約を開放してから予約のペースがかなり上がっているとのことだったので、多くの人がセンターでの接種・素早い接種に期待しているんでしょう。

2回目接種後も同じようにこのnoteでレポートを書くつもりです。早くよい社会になるといいな。

※この記事はワクチン接種の是非やワクチン自体の是非について意見を主張するものではありません。

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