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受験失敗に打ち勝つ「目的」への向き合い方:連載「高校生のとき、がんばっていたことは?」第12回

こんにちは!舘野ゼミ2年の本間萌里です。今回は、私が高校時代に最も苦しんで向き合ったテーマについてお話していきます!


その前に突然ですが、皆さんに一つ質問があります。


みなさん、【勉強】は好きですか?


しょっぱなから、意味のわからない質問ですよね

ですが、この質問をすると大抵は「嫌い」、「だるいけど渋々やってる」、「とりあえず勉強してる」などと答える人が多いのではないでしょうか?

実際に私もそうでしたし、一般的に勉強に対するマイナスイメージは非常に根深いと思います。

そこで、またしても突然ですが、

みなさんは「単純接触効果」というものを知っていますか?

単純接触効果とは、ざっくり言うと「最初は興味がなくても、頻繁に触れていると好きになっていく」というものです!

では、この単純接触効果を皆さんにとっての【勉強】にあてはめて考えてみてください。

この記事を読んでいるみなさんは、学校や塾などでほぼ毎日の様に【勉強】に触れている、もしくは触れていた時期があるかと思います。

だけど、【勉強】は嫌いという声をよく耳にしますよね

”なんで?”

毎日触れているのに、勉強が嫌い。定期試験や受験勉強にも、いまいち手がつかなくない…

一体どうしてなのでしょう?

ここで私がこの記事で皆さんに伝えたいテーマとは、【真の目的を見つける】です。

本記事では、私の高校と浪人時代の経験を踏まえてご紹介していきます!

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浪人経験者の私が、浪人に対して思うこと

まず、私は大学に入学するにあたって、1年の浪人時代を経ました。つまり、私は同級生に比べて一年余分に受験勉強をしていたことになります。

そして浪人というものを、私は本来あまりお勧めしてはいません。コストや時間の面を考慮すれば、出来ればストレートで入学する方が良いと思うからです。

しかし、浪人時代を経て初めて得たものや気づけた価値観というものがあったことも確かです!

それは、先述したように「真の目的」です。

以下では、高校時代に嫌々勉強していたせいで受験に失敗してしまった私が、一年の浪人時代で見つけた本当の目的によって、大学入学を果たすことができた経験を例にご紹介します(^^)/


勉強嫌いが右にならえで受験生へ

高校時代、私は元々勉強が大嫌いでした。定期試験の勉強では、殆どの科目を一夜漬けか当日の朝に詰め込んで、毎度懲りずに赤点を保守していた程です。しかし、好きな科目だけは、特に事前に詰め込むことをせずとも、ある程度の点数は取ることができていました。なので正確に言えば、自分の意思に反して行う勉強が大嫌いだったんだと思います。

高校2年になった頃、先生や周りの友人たちがいそいそと受験に向けて準備し始める中で、私も重い腰を上げて受験勉強を開始しました。理由は、「皆がやっているから」「大学に行くのが無難だから」という、右にならえ精神でした。

しかし、高校三年の夏という受験の正念場の時期になっても、そのような意識で取り組んでいた受験勉強には一向に身は入りませんでした。その結果、受けた大学全てから不合格をもらうという結果になってしまいました…


浪人時代の自問自答と気づき

受験大失敗&浪人という結果を踏まえて、まず一番に考えたことは

「どうして自分だけ受験に失敗してしまったのか」という原因でした
勉強もやっていたのにどうして?他の人と何が違った?

自問自答を繰り替えているうちに、ふと頭に浮かんだことがありました。

「そもそも、なんで私はわざわざ浪人してまで大学に行きたいのか?」

この問いにより、私と他の受験生との1番の差は、

大学に行きたい理由の明確さだったということに気づきました。言い換えると、目的がはっきりしているか否かです。

「薬剤師になって安定した人生を歩みたい」
「女優になって演技で食べていきたい」
「留学に強い大学で語学力を培いたい」
このような志ある友人たちの横で、私は特に何の理由やこだわりもなく受験勉強をしていました。今思うと、完全に付和雷同ですね…

問いの答えを見つけてからは、自分が一番達成したいこと=「目的」を考え始めました。

・支えてくれる家族に恩返ししたい
・世界中/日本中の多様な人々と交流したい
・視野や知識を広げたい
・将来において汎用性の高い学問を学びたい

以上のように、自分が大学に行きたい目的を考え、それを常に念頭におきながら勉強をするようにしました。

目的を意識し始めてから、現役のときに全く身の入らなかった勉強への意識がガラッと変化しました。

毎日早起きをして朝から単語帳を開き、予備校に行く途中にリスニングをし、夜寝る前にはその日間違えた箇所を復習する。その全てが、ただの苦痛な作業ではなく、意味のある一歩へと変わっていきました。

その甲斐あり、現在ではこうして立教大学で大学生活を謳歌できています(ピース)

それはもちろん、家族や周りの方々のサポートのおかげでもあります。しかし、勉強をする自分自身の意識を変えたことにも、やはり大きな意味があったのだとも思います。

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私から伝えたいこと

以上の経験を踏まえて、私から皆さんに共有したいことがあります。たしかに、努力することはとても大事です。しかし、その努力は確固たる「目的」があると、さらにさらに強固なものになるということです。

現在高校生の方、浪人生の方!勉強がつらくなって、やる気が出なくなった時がきたら、いま一度「目的」について考えてみてもいいかもしれません。きっと、やる気を取り戻せますよん!応援してます(*^^*)

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現在更新している「高校生のとき、がんばっていたことは?」の連載は、毎週月・水・金の3回記事をアップしており、第24回まで連載が続きます。新連載もはじまりますので、楽しみにしていてくださいね。

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