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武道を通して自分と向き合ったJK時代:連載「高校生のとき、がんばっていたことは?」第4回

こんにちは!立教大学経営学部舘野ゼミ1期生の三島さくらです。

今回は「高校で頑張ったこと」ということで、私の武勇伝を紹介します☆彡

私が高校で頑張ったことは『なぎなた』です。
高校3年間この競技に打ち込み、全国大会優勝・準優勝という成績を残すことができました。

まず、なぎなたって何?

マイナー競技なので、『なぎなた』の説明をします。
剣道と似ていて、1番の違いは武器の長さです。
剣道の竹刀に比べてなぎなたは長く2m10cm〜2m25cmほどあります。
2つの競技があり「演技」と「試合」に分かれます。

「演技」は空手のように、決められた型を2人1組で演技し、その正確さや出来栄えを審判が評価します。奥が深く、呼吸やメリハリまでも見られています。「試合」は防具を着けて行います。3本勝負の2本先取したら勝ちです。有効な打突部位はメン・ドウ・コテ・ツキ・スネの5つです。

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なぎなたを始めたきっかけ

私は高校からなぎなた競技を始めました。
そのきっかけとなったのは姉です。私と4つ離れた姉は、中学から競技を始め、高校では全国大会に向けて稽古に打ち込んでいました。姉はオフの日も顧問の先生に頼んで稽古をしたり、私が姉と過ごす時間は一緒の部屋で寝るときくらいでした。姉にはこんなにも懸命に取り組むことがあり、中学校で競技を始めたメンバーで目標の全国優勝を達成した姿に私は憧れていました。

そして、進学先の高校に偶然なぎなた部があり見学し、入部することになりました。当時は3年生3名、2年生2名、1年生5名で夏の大会に向けて練習していました。その中でも高校から競技を始めた人数は6人という状況で稽古を行っていましたが、全国大会の出場権を得ました。
私は応援でインターハイに参加し、一緒に稽古している先輩や同級生が目の前で試合をし勝ち進んでいく姿に今までにないワクワクを感じました。そして、決勝戦で優勝しとても嬉しかったと同時に「自分もあの場で試合がしたい」と強く感じ、なぎなたに打ち込む決意ができました。

なぎなたを通じて

私はこの競技を通じて「自分自身と向き合うこと」で成長できました。
自分自身と向き合うきっかけとなったことは、日誌で大きな目標と小さな目標の両方を立てて常にそれを意識する環境があったことです。

大きな目標とは「大会でどのような結果を残す」「大会までにどのようなプレーをする」「この技で一本を取る」というような大会をゴールとした目標です。小さな目標とは「明日はここをこのように改善する」「ここに意識してプレーしてみる」といったその日の振り返りから翌日の目標を立てることです。

競技をする中で、
・団体メンバーとしての責任
・苦手な技から逃げたい自分と成長したい気持ち
・技術力が上がらない葛藤
・自分より技術力の高い後輩への先輩としての振る舞い
・全国大会優勝へのプレッシャー
といった沢山の壁がありましたが、日誌をつけることで必然的に苦手なことや辛いことから逃げたい弱い自分に立ち向かう時間ができました。毎日このように自分と向き合い、ネガティブになるときのほうが多くありました。でも、1年の頃に感じた「自分も全国で試合がしたい」という気持ちがモチベーションになりました。

技術の面では、自分の特徴や癖を分析することで意味のある稽古時間を過ごすことに繋がりました。高校から競技を始めた私でも全国大会で成績を残すことができたのは、これらの過程があったからだと感じます。

〜最後に〜

始めた時期は関係なく「やりたい!」という気持ちに正直になったことが私の濃い高校生活を作るきっかけになりました。高校生の皆さんも自分の興味関心に正直になって色んなことに挑戦してみてください!

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現在更新している「高校生のとき、がんばっていたことは?」の連載は、毎週月・水・金の3回記事をアップしており、第24回まで連載が続きます。新連載もはじまりますので、楽しみにしていてくださいね。

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