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本番を想像する大切さ:連載「高校生のとき、がんばったことは?」第13回

どうもこんにちは、立教大学経営学部舘野ゼミ1期生の島野です!今回は僕が高校生時代に頑張ったことを紹介していきます。

といっても紹介するだけでは読んでる読者の皆さんも退屈だと思うので、頑張ったことを振り返って感じた「大切なこと」を抽出して皆さんに伝えていきたいと思います。

大切なことってなーに!

結論から言うと、高校生の皆さんに伝えたい「大切なこと」とは、本番という『状況』を100%イメージして普段から準備することです。ここでの100%は場の空気、場所自体、呼吸、自分の動作等、文字通りすべてです。

これからの人生で準備してきたことを発表する機会は、必ずあります。大学なら部活、サークル、研究。社会人ならプレゼン等。そんな時に本番を100%意識して普段から取り組めるスキルを持っていることは大きな強みになることは間違いありません!

ひたすら的と向き合う日々

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僕は高校時代、弓道部に所属していました。弓道は「体配」といって所作の美しさと、28メートル離れた的に4本の矢を引いて的中数を競う武道です。高校生の大会では的中数だけが競われます。

高校1年の時に入部して以来ほぼ毎日弓を引いて的と向き合っていました。そんな僕にも初めての大会がやってきます。

毎年8月に明治神宮で東京の高校生全員(男子で500人くらい)が集まり関東大会を賭けた個人戦が行われます。弓道の大会は空気がピンと張っていて、弓の音と的に当たる音以外の音は一切ありません。しかも観客が大勢見ているのでかなりの緊張感が襲います。

結果は1本しか的中しませんでした。足が震えいつも通りの自分を出すことが出来なかったのです。その時に僕は、「来年は絶対に関東大会に勝ち上がってやる」と決心して目標設定をしました。(目標設定の説明と大切さは他のゼミ生が書いてくれているので省略します。)

何故この大会にこだわったのか?僕の学校はそれほど強豪校ではなかったので、個人戦が上位大会に行ける唯一のチャンスだったのです。

本番は練習のように練習は本番のように

初陣から1年間、弓を引くときは常に頭の中で夏の本番をイメージして取り組んでいました。場の雰囲気、息遣い、緊張感すべてを練習でイメージすることでモチベーションを保ち、2年夏の本番という目標に向かっていました。

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そうして時は経ち、いよいよ本番。緊張こそしましたが、1年間その瞬間を想定していた僕は見事3本的中させ、決勝に進むことができました。

そして事件が起こります。決勝で関東大会に行ける枠が残り1枠になりそれを10人で争う事となったのです。しかも大会の仕様上、決勝は1人ずつ射場に出て同じ的を狙い、最も中心に的中させた人の勝利となります。つまり射場には自分のみ、無音、審判、大勢の観客自分だけを見ている状況で弓を引くのです。普通の人ならガチガチになります。

そんなヤバい状況で悪運が悪いのか、トリが僕になってしまいました。僕より前にほぼ勝者が決まっている空気でした。そんな中、この空気感を1年間想定して練習をしていた自分は、焦ることなく極限の集中状態に入っていました。極限状態だったからか、射場に出てからの記憶だけがポッカリと今も抜けているのです。

結果は見事ど真ん中に的中。関東大会に出場することができました。

大切なことは本番の状況を想定しながら準備すること

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長い自分語りをここまでしてきましたが、僕の経験から高校生の皆さんに伝えたいことを再度伝えます。

本番を常にイメージしよう。状況を頭の中に描きながら準備をしよう。そうすれば必ず良い結果を残すことができるはずです!

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現在更新している「高校生のとき、がんばっていたことは?」の連載は、毎週月・水・金の3回記事をアップしており、第24回まで連載が続きます。新連載もはじまりますので、楽しみにしていてくださいね。

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