見出し画像

インターハイ欠場から全国リベンジへ:連載「高校生のとき、がんばっていたことは?」第11回

 みなさんこんにちは。舘野ゼミ生が高校生の時に頑張っていたことを連載するこの企画は11回目となりました。今回は私、橋村が担当させていただきます。最後まで読んでいただけると幸いです。

どんな高校生だった?

 私が高校で頑張ったことを紹介する前に、軽く私がどんな高校生だったのか話したいと思います。知っている方もいるかもしれませんが、私は香川出身で、高松商業高校に通っていました。偏差値はそれほど高くはありませんが、部活動が活発で野球部は甲子園によく出場しており、全国的にも有名なので聞いたことがある人もいるかもしれません。

 名前の通り商業高校なのですが、私は商業科ではなく英語実務科に入学しました。そのため、私は商業高校出身なのに簿記ができません。しかも英語実務科と言っても英語は全くできません。簿記検定でたくさんの資格を持っている同級生が羨ましい限りです。英語実務科はクラスが1つしかないためクラス替えは無く、しかも40人中女子が32人という商業高校でありがちな女子がとても多いクラスでした。私のことをよく知っている方は察したかもしれませんが、よく女子の尻に敷かれていました。ですが、男子とも女子とも偏りなく仲良くしていたと思います。今思えばとても充実した高校生活でした。

高校生のとき、がんばっていたことは?

 
 前置きが少し長くなってしまいましたが本題に入ります。私が高校生の時に頑張ったこと、それはズバリ!! 「部活動」です。

 部活を頑張ったというのはありがちですよね。いろいろ考えたのですが、結局部活しかありませんでした。(笑) 私はバスケットボール部に3年間所属していました。先ほど私の高校は部活動が活発だったと言いましたが、バスケ部も例外じゃありません。いわゆる強豪ではありますが、県大会での成績は毎年準優勝でした。対して毎年優勝していたのが尽誠学園、現在NBAで大活躍している渡辺雄太選手を輩出した超強豪校です。

敗北、変わる意識

 1年生の時、当時の2.3年生は県内屈指の実力者が勢揃いしており、もしかしたら今年は尽誠を倒して優勝できるかも?と思っていました。例年通り決勝戦まで進み、決勝の相手はもちろん尽誠学園でした。しかし結果は大敗、手も足も出ませんでした。「来年こそは」と思いましたが、翌年の新チームによる新人戦でもダブルスコアで敗れました。やはり今年もダメなのか、今年も2位なのか、正直そう思っていました。

 しかし、東京遠征のついでに当時開催中だったウィンターカップを全員で見に行きました。会場は東京体育館、高校野球で言う甲子園球場のような場所で、私たちバスケットボールプレイヤーにとっては憧れの場所でした。「こんな会場でバスケがしたい。」と誰もがそう思いました。これが部員全員のターニングポイントとなり、練習への意識が変わったのです。

念願のインターハイ!! のはずが…

 新人戦で敗北してからの約5ヶ月間、必死に練習しました。しかし相手は尽誠学園、全国レベルの王者です。今までの練習をどれだけ真面目にやっても勝てるはずがありません。そこで私たちはジャイアントキリング、つまり番狂わせのための戦術で挑むことにしました。バスケットボールにおいて格上の相手を倒す方法、それは堅守速攻です。DFでは時間をかけて確実に守り、OFでは時間をかけず速攻で点を取るという戦術です。これにより相手よりもOFの時間を長くすることができるのです。

 そして5ヶ月後、インターハイ予選決勝が行われました。例年はハーフタイムでほぼ決着が着いているほど点差が開いていましが、堅守速攻で戦う私たちは明らかに例年とは異なり、何と終始互角で戦っていました。そしてホイッスルが鳴り試合終了。結果は89-76で念願の13年ぶりの県優勝を果たしました!先輩の代だったので試合には出ていませんでしたが、それでも死ぬほど嬉しい瞬間でした。尽誠学園は香川県の絶対王者だったので、私たちが思っていた以上に番狂わせだったようで、大きな反響がありインターハイでの活躍も大いに期待されました。

 しかし、私の学科では2年の夏休み期間に2週間のアメリカ研修があり、これが毎年インターハイの開催期間と被ってしまうのです。そして私はインターハイとアメリカのどちらに行くかという選択に迫られたのです。先生や家族、チームメイトの助言もあって、私はインターハイを諦めてアメリカ研修へ行くことを決めました。インターハイという大きな舞台のコートに立つことができずとても悔しかったです。この後悔から、私は冬に行われる全国大会、ウィンターカップには必ず行くと誓いました。

悔しさから2度目の全国大会へ

 その年のウィンターカップ予選、決勝の相手はもちろん尽誠学園でした。夏の私たちを研究し尽くした隙のないディフェンスに苦しみ、普段の自分たちのバスケットができませんでしたが、最後まで粘り抜き、65−61で優勝しました。そして夏のインターハイから5ヶ月後、私は憧れの全国の舞台に立つことができたのです。まさか憧れのウィンターカップのコートに足を踏み入れることができるとは思ってもいなかったので、高校時代の1番の思い出と言っても過言ではないです。

最後の夏

 肝心の3年目、最後の夏ですが、決勝戦で尽誠学園に敗れてしまい、準優勝という結果で終わってしまいました。しかし、自分としては勉学と両立して3年間部活動を続け、全国大会まで経験できたので「我が部活動生活に一遍の悔いなし!」って感じです。

画像1


ここまで長く私の高校時代について語ってきましたが、いかがでしたか?あまり内容の無い文章だったかもしれませんが、少しでも私のことを知ってくれたら嬉しいです!ありがとうございました。

これは余談ですが、舘野ゼミ二期生の中野は同じ高校の後輩です。まさか同じゼミになるとは思いませんでした。(笑)

【お知らせ】noteの更新情報をお届けするLINEオープンチャットをつくりました
noteの更新を見逃さないように、更新情報(記事とURL)をオープンチャットでお届けします!

現在更新している「高校生のとき、がんばっていたことは?」の連載は、毎週月・水・金の3回記事をアップしており、第24回まで連載が続きます。新連載もはじまりますので、楽しみにしていてくださいね。

その他、舘野ゼミのイベント情報などもお送りさせていただきます。

オープンチャット「舘野ゼミ」のリンクは以下をクリック。QRコードでも読み込めます。

QR舘野ゼミオープンチャット




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?