tm66

サッカー、小説、映画、ドラクエなどが趣味です。 この中からサッカーと小説に絞り、主にプレミアリーグを中心に記事を書いていきます。 時々、気になった小説や映画にも触れます。

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最近の記事

素材と素材の組み合わせ。

伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』 「僕はそうは思わない」でおなじみの『逆ソクラテス』。 緑のデミオが主人公となって車目線からの物語を描く『ガソリン生活』。 この2つの作品の観点を組み合わせたような『夜の国のクーパー』という作品。 あまり内容については触れないようにしますが、やはり私たち人間の生活の延長線上に存在しているのではないかというリアリティ感を醸し出すのが本当にすごい。例えば自分の世代で言うと、コビト図鑑なんかは本当に自分の周りにあると思って探した記憶がありま

    • “青い”“痛い”“脆い”という言葉のチョイス

      「青くて痛くて脆い」をNetflixで視聴。 小説の方だと楓と秋吉の「モアイ」立ち上げ当初の様子がより描かれていたのに対し、映画では「モアイ」の規模が大きくなってからの話に焦点がより当てられていた。 やはり自分の中では原作を超えてくることはなかったけど、2人の感情が忠実に表現されていて、文字通り原作を両手でギュッと凝縮し、なおかつ原作の中でも衝撃だった「モアイ」の結末、そして2人の関係についての流れはしっかりと描かれていた気がする。 そして映画を視聴した中で1番に感じたこ

      • “わかっていても”自分の本当の気持ちなんて理解できない

        Netflixにて「わかっていても」を視聴しました。 ハン・ソヒ演じるユ・ナビはソン・ガン演じるパク・チェヨンに対して好意を持つ。ただパク・ジェオンは恋愛をせず思わせぶりな態度をとるいわゆるクズ男。そして、そのことをわかっており、後悔すると分かっていても好意的に思ってしまうユ・ナビ。ユ・ナビ自身は本当はどう思っているのか探りながら展開していく韓国ドラマ。 登場人物に、特にユ・ナビに感情移入しながら見ることができ、1話ごとに様々な感情を持った気がする。また、初めて韓ドラに手を

        • プレミアリーグ終盤戦の大注目カード:リヴァプールvsマン・シティプレビュー

          「今シーズンのプレミアリーグはBIG6ではなくBIG4となる」 シーズン前にはこのような構図が数々のメディアからは予想されていた。BIG6から脱落するのはアーセナルとトッテナムの首都ロンドンの2チーム。チームとしての完成度が低く、監督歴の浅いアルテタに任せるか否かという疑問がチーム内にもサポーター内にもあったアーセナル。ポチェッティーノ、モウリーニョといったチームの監督が明確に定まらず、ハリー・ケインの移籍騒動などもあってチームの方向性が定まらないトッテナム。この2チームが今

        • 素材と素材の組み合わせ。

        • “青い”“痛い”“脆い”という言葉のチョイス

        • “わかっていても”自分の本当の気持ちなんて理解できない

        • プレミアリーグ終盤戦の大注目カード:リヴァプールvsマン・シティプレビュー

          文字で楽しみを与える。文字だけで楽しみを与える。

          「尊敬する職業は何ですか?」 9月3日放送のテレビ番組「人志松本の酒のツマミになる話」において、トークの話題になった質問の一つである。自分ではとてもできないという職業について話し合っていたのである。出演者で話し合った後、番組が行った一般人を対象とした同様のアンケートでは、医者や教師、自衛隊などが挙がっていた。 私がこの質問をうけた場合、3つの職業を挙げる。 「医者」「芸人」「小説家」 幅広い患者に対して適切な対応をし、命を救う「医者」、コントや漫才といったネタ以外にも

          文字で楽しみを与える。文字だけで楽しみを与える。

          まさにヨーロッパ最高峰の戦い。穴がほとんどない両チームの対戦はドロー決着

          凄まじい熱量の試合だった。アンフィールドの雰囲気も最高クラスであり、両チームが立ち上がりからエネルギッシュなパフォーマンスを見せた。スタメンに関しては、ホームチームが前節から3枚変更。左サイドバックには帰ってきたロバートソン、アンカーにはファビーニョが入り、前線中央には2試合連続ゴール中のジョタに変えて、フィルミーノが入った。対するアウェイチームは前節から変更なし。 試合の概要に関しては簡略化する。前半の割と早い段階に左コーナーキックからハヴァーツが頭で合わせ先制。ここから

          まさにヨーロッパ最高峰の戦い。穴がほとんどない両チームの対戦はドロー決着

          ”復帰”同士の世界注目の一戦。開幕3連勝を決めるのはどちらか。

          日本時間8月27日午前1時、世界中が注目する抽選会が行われた。UEFA CHAMPIONS LEAGUEのグループステージの組み合わせ抽選会である。今シーズンからは各国でサポーターを収容して試合が行われている。中でもプレミアリーグの満員のスタジアムで行われる試合には圧巻の一言である。それだけに昨シーズンのCLとは雰囲気も違い、一つレベルの上がった試合を見ることができるのではないだろうか。マイチームであるリヴァプールは死の組であるグループBに入った。昨シーズン、マドリーやバルサ

          ”復帰”同士の世界注目の一戦。開幕3連勝を決めるのはどちらか。