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スウィングマンをグラフィックレコーディングする|創業20周年企画

はい、BIGHIGHです。みなさん超突然ですが、議論や思考を可視化する---グラフィックレコーディングという手法ってご存じですか?

おととしとあるシンポジウムで拝見してから興味をもっていたこの手法。noteを始めたとき、グラフィックレコーディングについて本を書かれているかたを見つけたんですよね。

グラフィックレコーダーの清水淳子さん。(▲上記は、グラフィックレコーディングとはなんぞや、がまとまっている記事)

議論を可視化するといっても、話していることをすべてグラフィック(絵)にするということではありません。話題があちこちいってしまいがちな議論の要点や相関関係、概念を可視化することで整理する。

優秀なファシリテーターが言葉でポイントをまとめるよりも、ビジュアルがある分、見ているほうも、論じていた人たちもポイントが分かりやすくなるんです!すげえ。

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昨年仕事をした、日本財団のSTARTLINEというプログラム。社会課題に対して向き合うための議論を若者向けに配信するというものだったのですが、そのコンテンツの1つの特徴として、グラフィックレコーディングを入れた構成を熱く提案し、すべてのプログラムで採用されました。勇気あるボクの行動!

本も出されているグラフィックレコーダーの清水さんにnoteから問い合わせをして引き受けていただいたのですが、のっぴきならない事情もあり、清水さんから「信頼のできるかた」として紹介いただいたのがアラワスの代表関美穂子さん。すぐにzoomでつながり「あぁ、この人とはいい仕事ができそう!」と直感し、数日後にはNHKに連れていき、したり顔でお披露目するという。笑

はじめての試みでしたが、事前から一緒に制作にかかわっていただき、2日間で合計13ものプログラムを乗り切りました。

褒めたい功績。


(▼グラフィックレコーディングのタイプラプス)

グラフィックレコーディングは、プログラムの構成のなかにしっかりと振り返るポイントを設けたことにより、何より登壇されていたみなさんに好評でした。自分たちが話したことが、グラフィックでまとめられることで整理されることはもちろん、何よりテンションがあがるようで…笑

思ってもない効果。

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で、ここからが本題で。


来る2021年3月28日に弊社は創業から20周年となります。これを機に、このグラフィックレコーディング(関美穂子さん)で、2つの取組を進めています。

1つめは、20周年を記念した会社の軌跡を社長へのインタビュー形式でグラフィックレコーディングをすること。これは3/28創業記念日に合わせて公開予定。

2つめは、あるメンバーの弊社での今までの仕事をグラフィックレコーディングを用いて振り返り、次のステップへの筋道を整理すること。こちらは3/31に公開予定です。

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実はグラフィックレコーディングは「議論を可視化する」だけではなくって、広義には「思考を可視化すること」ができるってことなのです。

上記の2つは、関さんがインタビューをしながら、グラフィック化を進めてくれるのですが、マルチタスクも甚だしい。めちゃくちゃすごい能力です。ぐちゃぐちゃな思考の整理はもちろん、的確な問いで思考の深堀をしてくれて、自分の中の答えを導き出してくれる感じ…

思考を可視化し整理し、答えを導くことができる

相談やアドバイスではなく、思考の可視化が、答えを「自分で導き出せる手助けになる」というのが最大の魅力だと思っています。議論でも同じこと。

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さて、ボクは苦楽を共にした関さんが本当に大好きなわけでして。雰囲気はすべてほんわかしていてすべてを受け入れてくれて承認欲求を満たしてくれそうな感じ。声が心地よくて、聞かれたらなんでも答えたくなる感じ。でも頭の回転がすこぶる速くて、一緒に仕事をするパートナーとしてガシガシ進んでいける感じ!

そんなグラフィックレコーダー関さんは、1対1でのグラフィックレコーディングは可視カフェという取り組みもされていて、遠隔でもZoomでやってもらえます!みんな大チャンスですよ!というか、誰か頼んでやってみてください。そして記事に!記事に!!

人生の節目や転機に、はたまた行く先に迷ったとき、答えは自分の中にあるはずなんです。だからこそ、相談やアドバイスではなく、答えを自分で導き出せるきっかけとなる思考の可視化、グラフィックレコーディング、みなさんいかがでしょうか?

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最近話題となったニュースで、ヤフーとLINE経営統合 AI人材は5年で5000人増「世界をリードするAIカンパニーへ」なんてありましたが、その源泉がわかるボクと関さんが一緒にしたお仕事をはっておくのでよかったらご覧ください。(インタビューの構成にボクが頭を悩ませ、レコーディングを関さんがやってくれました)

※安宅さんのインタビューに立ち会えてことは、ここに書ききれないほど、よい経験でした。
※この映像を編集いただいたかたも、ボクのすごく好きなお仕事仲間です


(BIGHIGH)

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