Udemy iOS Boot Campで学んだことのまとめ
受講したきっかけと完了した感想
今年のはじめ頃までN予備校でWebサービスのフロント/バックエンドの実装や継続的な開発環境の構築についてキャッチアップしていて、その後iOSアプリの準備に入りました。
初めにN予備校のiOS開発コースでSwiftの基本や開発手順をざっとさらおうとしましたが、一応完了したものの、Web実装とアプリ実装の差分について、いくつか課題が出てきました。
・Swiftでのアプリ開発作法
・Xcode操作/設定まわりの知識
・アプリ専用ライブラリやモバイルサービス設定/利用ノウハウ
Swiftの文法自体は少し慣れれば分かりやすかったのですが、アプリとして動かすためには、データ管理や画面遷移について継承やクロージャを正しく理解してアプリの構成の中で使っていく必要がありました。
またSwift+Xcodeで開発するわけですが、Xcode側でできることがアプリの実装やUIそのものをつくるレベルの作業となるため、Xcodeの設定が実装そのものにより近く、ノウハウが必要でした。
アプリのOSにより近い機能やアプリっぽい直感的なUIの実装はアプリ専用のライブラリを使うが多いです。認証やDBもアプリで使いやすいサービスはWebと異なるためFirebaseを中心に使うことにしました。
特にXcodeの学習ではテキストベースでは限界を感じていましたので、動画で受講できるサービスを探したところ、UdemyのiOS Boot Campが課題に感じていたところを解消してくれそうだったため受講しました。
完了までやってみて、2ヶ月前よりもXcodeとSwift実装の関連性はクリアになり、どういったアプリなら作れそう、このアイディアならこういった構成で実装、設定すれば良いということが分かるようになりました。
アプリでよく使われる機能 (Twitterログインやプッシュ通知など)を実際に実装することができたので、利用したライブラリやコードもある程度再利用可能で、今後の開発準備になったところもよかったです。
iOS Boot Campで学んだ内容
約40のセクションに別れていて、区切りごとに小さなアプリをつくっていく内容になっています。(計15くらい)
Twitterにつぶやいていた主なものを、復習もかねてこちらにまとめ直しました。
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セクション7『カウントアップアプリ』
・Xcode基本操作
・Xcode->Swiftの基本 IBAction / 型キャスト etc
・画像取扱い
セクション11『ログイン画面風アプリ』
・デリゲート/プロトコルの基本
・テキストフィールド/キーボード処理の基本
セクション14『Webviewアプリ』
・WKWebviewの基本
・モーダル/プッシュ画面遷移/値渡し
セクション20『地図アプリ』
・デリゲートを使った画面間での値渡し
・マップの取扱い
セクション22『クイズアプリ』
・MVCモデルを継承でつくる:音声再生処理の切出し
・画面グラデーション処理
セクション23『カメラアプリ』
・カメラ/アルバムの画像取得
・スクリーンショットとSNSシェア
セクション26『大喜利アプリ』
・XML解析 Alamofire
・画像表示/キャッシュSDWebImage
セクション27『スマートニュース風アプリ』
・TabUI SegementSlide
セクション28『チャットアプリ』
・Firebase Auth ログイン/画像保存
・Firebase DataStoreでのデータ格納、送受信
・カスタムTableView
セクション29『名言シェアアプリ』
・FirebaseAuth Twitterログイン
セクション34『広告の実装』
・Nend SDKでバナー/インタースティシャル/動画広告
セクション35『プッシュ通知/Sign-in with Apple』
・Firebase経由のリモートプッシュ通知とローカルPush
・AppleID Login
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学習にかかった時間
学習時間 : 70時間
学習期間 : 2021/3〜2021/4/29
講座の難易度
完全に初めてで、アプリをこれからつくってみたいという方でも進めていけるように工夫された内容になっています。小さなアプリを1つ1つ作りながら具体的な実装や設定を習得していく形になるのでゴールがわかりやすく、講師の説明も懇切丁寧な方でした。
後半になると、コードの量が少しずつ増えていくので、自力でデバッグしたり設定方法を探す場面も出てきますが、粘り強く進められれば完全に詰むということは無さそうな印象です。
内容的に必須になる具体的なノウハウを優先して習得していく講座になっているので、継続的につくる/チームで開発するといった観点の知識は、メンターや他講座と組み合わせて習得していくと良さそうでした。
次に学びたいこと
プロトタイピング/デザイン(Figma)
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