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若者モチベーション考察

ども。なかむぅです。

今回から少し具体的な僕の学びや気付きを書いていきますね。

同じ話題についていろんな角度で学び、自分なりの解釈になってる部分もありますのでご了承ください。



今回は

【若者のモチベーション】について

お話していこうかと思います。

まずはじめに思うのが、皆様の周りで熱量が高く、その熱量を仕事に活かせている若者は何人くらい居ますか?

ちなみに自己紹介でも書きましたが、毎日たくさんの人と出会い、仕事をしている僕は周りにほとんど居ません。

平均で毎日20名ぐらいに人に新しく出会うと考えても、3ヶ月に一人、一緒に仕事したいと思える人がいるかどうかです。

これは最近の若者やる気ないよねー。という話ではなく

「仕事以外の時間を大切にしている」

という事なのです。


人が何に価値を感じて、何を欲しがるか。

というのは世代によって違います。

これは日本の環境の背景に影響されて居ます。言い方を変えれば、人の価値観は日本の環境によって何が大切なのか【洗脳】されているという事です。


どういうことか。

現在の70代の大切なものは【食べ物】でした。戦後、日本に何もない環境下で自分自身、自分の周りの大切な人を守るというのは「食べ物を手に入れること」で叶えられたからです。この世代はお金を稼ぐ事は食べ物を稼ぐ手段としてお金を稼ぐので仕事に真剣に、全力で取り組む理由がありますよね。

40~60代の大切なものは【お金】です。何を当たり前な。と、思いましたか?お金って大事だよねーって話ではなく、この世代は高度経済成長を過ごして来てます。つまり「お金で輝けることも、お金に苦労する事がどれだけキツイことも、見て来て知っている」ということなのです。そんな世代の方はもちろん、お金があれば輝ける事も知っているし、お金がないとキツイのを知っているので当たり前ですが、仕事に全力で取り組む理由があります。


ここで、20~30代に入る前に「仕事」についての再定義をしましょう。

世間一般で言われる仕事とは。

「労働力を貰う対価に金銭を払う」というものですよね?なので、お金に価値を感じる世代は金銭をより沢山貰うためにより沢山の労働力を捧げる事が出来ました。より沢山の金銭を得れれば嬉しいので、それを手に入れる為の過程である「労働」がやりがいがあり、楽しく感じるのです。では、一方でなぜ若者のモチベーションがイマイチ低い人が多いのか?

若者の価値観をお教えします。


20~30代の大切なものは【存在理由】です。意味わからないですよね。安心してください。解説いたします。

若者は生まれてから自分の価値観を決める12歳までの間に

【足りない物は無かった】

これが答えになります。

つまり、若者は食べるものには困らず、テレビ、エアコン、冷蔵庫、パソコン、ゲーム機。。。

人間が便利に暮らせて、娯楽もあり、自分の全てを費やしてでも手に入れたい”モノ”がないのです。


では若者の欲しがる【存在理由】とは?

わかりやすく言うと、存在理由とは「金銭などのモノに執着があるのではなく、好きな事をする以外に興味がない」と言う事です。

例えばそれが、何かのコレクションに熱量がある人がいても、その熱量はあくまで【娯楽】の範囲なのです。仕事頑張って頑張って評価されて、、、と言う過程を踏む事はしたくないけれど、ある程度それなりに働いて得たお金をコレクションを増やすのに使う。といった感じです。

つまり、モノへの欲求が減っている事でお金を得る欲求が減ります。大切なのは自分の好きな事をする時間が一番大切なのです。


さて、ここまで読んだあなたは今何を思い浮かべてますか?

若者って扱いづらいなぁ。

うちの若いのは頑張ってくれてるぞ。

確かに自分の部下はプライベート重視だな。

どうやったら後輩が育つかな。


思う事は多種多様で、それぞれ皆様の環境で違うと思います。

ですが、僕はこう思いました。

【どうすればその熱量を仕事に向けてくれるか】

いま熱量の無い部下。今後一緒に仕事してくれる未来の仲間。そんな人たちと一緒に仕事してもっと楽しんでくれる為にはどうしたら良いのだろう。そんな中で僕の思うモチベーション改革を狙った人材育成の方針をお教えします。


1、自己成長を趣味にできる環境の提供。

仕事ができる人、できない人など関係なく、可能な限りの承認を与えることでその当人が「自分の仕事っぷりを見てもらえてる」と思える環境を作ってあげること。そしてそれを応援、評価することで当人が「自分の成長が楽しい。先輩が応援してくれて嬉しい」と思える環境を作る事が仕事を好きになってくれるキッカケになると思っています。そういうキッカケをどれだけ与えられるか。ここが大切です。当たり前の事を言っているようで徹底する事が難しいものの一つだと思います。


2、人についていくという感覚。

キッカケの二つ目。これは昔から仕事の環境においてある話ですが「人と仕事をする」こと自体を目的とすることです。1とかぶる部分もありますが、こちらに関しては自分自身にベクトルが向いているのではなく、職場の仲間に対してベクトルが向いています。この人と仕事をする事を楽しんで貰うにはいろんな形があります。

例えば「あの先輩(上司)についていきたい」「この同僚ともっと仕事がしたい、仲良くなりたい」「この後輩をちゃんと育ててあげたい」など、どの立場の人でも働く理由になる事はできるのです。あなたは憧れられる上司で接していますか?あなたは理解し合える仲間として接していますか?どんな人が居て、どんな繋がり方をしているのか。それが会社の価値の一つになるという事です。


3、任せれる仕事はどんどん任せる。

キッカケの三つ目になります。任せれるものを任せることによって「自分は頼られている、仕事が出来るんだ」という1の自分の成長の感覚を促進させます。また、サポートやフォーローなしで任せてしまうと「面倒な仕事を押し付けられた」と見えてしまうので、2で培った信頼を無駄にしないように「任せても良いか」「重荷にならないか」などの確認はしてあげるようにしてくださいね。


働くに当たってお金以外の価値はあなたの職場にも沢山あるはずです。それを思う存分に体験させてファンになってもらえれば熱量のある頼りになる仲間が増えると思いませんか?

自分の職場のファンになって貰う為に何が必要なのか。この記事がそれを見直すキッカケになれば幸いです。

いつか、承認という部分にフォーカスした記事を書ければと思ってます。乞うご期待。

最後まで閲覧ありがとうございました。

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ではまた!!


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